戦争法案を阻止し、憲法9条と25条を活かした、平和と生存権保障の確立をめざそう!(大生連)

2015-07-12 19:23:19 | 戦争法廃案・大運動活動日誌

 7月12日(日)午前10時から午後4時過ぎまで、茨木生健会事務局長として、全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)第34回大会に参加しました。

 この2年間、大生連は、集団的自衛権や憲法改正、原発問題、社会保障の改悪と消費税の増税などを強行する安倍暴走政治と、大阪都構想や敬老パスの有料化など市民施策を解体する橋下・維新の会の政治とのたたかい、その中で、生活保護基準の引き下げに反対する審査請求運動や訴訟など、憲法25条・人間らしく生きる権利の確立をめざす運動に取り組んできました。

 2012年8月、民主党政権が自民・公明と3党合意をし、消費税率の引き上げとともに社会保障の改悪をすすめる「社会保障・税一体改革関連法」と、その中で生活保護基準や年金の引き下げ、介護・医療の改悪を推し進める「社会保障制度改革推進法」が成立し、その後、安倍暴走政治によって、貧困の広がりが加速しています。

 この間、安倍政権は、軍事予算の拡大、消費税8%への増税、原発再稼働、TPPへの交渉参加、年金と生活保護基準の引き下げなどを強行。2015年度の予算で3900億円の社会保障費を削減。2017年からは、消費税10%に、その一方で1兆6000億円もの法人税減税を優遇しようとしています。 

 今後、年金給付の引き下げと支給開始年齢の引き上げ、医療・介護保険の改悪、国民健康保険の都道府県化、生活保護の住宅扶助や冬期加算の引き下げなど、社会保障の抜本改悪を押しつけようとしています。

 大生連第34回定期大会のスローガンには、第一に、戦争法案を阻止し、憲法9条と25条を活かした、平和と生存権保障の確立をめざそう!。第二に、消費税増税をストップさせ、社会保障制度の改悪を許さず、拡充の運動を強めよう!第三に、生活保護制度の改善と基準引き下げ違憲訴訟勝利のために奮闘しよう!。ますます、生活と健康を守る会の役割は、一層重要になり、平和と暮らしを守る運動の先頭に立つ、生活と健康を守る会を大きくしようと確認されました。


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