派遣切りってどうなんだろう

GＬAYの　way of difference　がヘビーローテして、ため息モード。
「行き先は違うこ事　初めから知っていた二人だね～♪」


こういう日に限って、チーム課長から
「結婚相談所にお世話にならんようにな(゜∀゜)アヒャヒャ」

・・・・・・。


昔のお見合い、今はビジネス。別に利用してもいいじゃん


結婚して子供いたら「勝ち組」で、そうじゃなければ「負け組」って
誰が決めたのか。会社には少ないものの働く独身女性もいらっしゃるし、

人生自由！関係ない！！と思う一方で、、、どこかで、
そんなレッテルに納得してしまう自分がいるのも確か。

ああ、気楽なサラリーマン家業♪酔わなきゃ、損、ソン♪♪

って植木さんの唄がつい口をつく今日も、一人晩酌。


後輩曰く「最近、胃が痛くて。胃薬手放せません」


派遣切りについて、派遣サイトの担当としてどんな意見を持てばいいのか、
先方が皆イロイロな主張をぶつけてくるので悩むらしい。


日比谷公園の派遣デモは確かに、便乗が多かったような

とはいえ、自己責任で片付けられるレベルを超えた問題。
政府が介入すること自体は仕方がないのでは

規制緩和に応じて、ひたすら売上げを伸ばしてきた派遣業界。

もちろん、自主規制を作って、まっとうに頑張っている会社がある一方で
「搾取」「使い捨て」「経費削減」ってだけの、派遣の働き方をさせる会社があるのも事実

もちろん、安い労働力が確保できることによる
日本の経済の空洞化の抑制とか、失業率のアップとか、

働く本人にとったら「働き方の多様化」とか。

決して悪いことばかりじゃない。


残業なしの仕事を選べたり、仕事内容を自分で選べるとか
派遣では当たり前の働き方ながら、それはすごいことだと思う。

正社員になって初めてわかったその価値。

配属された部署で頑張る以外に何が出来るだろう

無力感でいっぱいなのに、どうやって就業終了の5時半に業務終了するのだろう。


って、悩む私よりはるか上空。
レベルを超えたところで、時給分しっかり働いて
あとは気持ちよくプライベートに戻る仕事のプロ、すなわち派遣さん。

これはドラマでやってたスーパー派遣のイメージ。
でも、派遣切りは主に製造業での問題。

「派遣」っていろんなパターンがあるのに、「派遣＝悪」ってのがそもそもわかりにくい。

ホワイトカラーって言われる、オフィスでの仕事は
『仕事のプロ』すなわち『派遣』って働き方も選択肢にあっていいと思う

まあそれすら、ここ数年は

「未経験大・大・大歓迎」
「簡単なお仕事」
「短期間　がっぽり稼げる」

って、刹那型の仕事が多くなってるのも確か。

１つの職業体験として面白いものの、
気楽だからとこんな仕事を転々としてると

結局やる気になっった頃には、年とって技能もなくて採用がない


って派遣会社の方から聞いて知ってるけど、、けど、
求人サイトとして、多くの人に使ってもらうため

「未経験大・大・大歓迎友人との応募ＯＫ」
「簡単なお仕事フォローもしっかりで安心」
「早い者勝ち！！短期間　がっぽり稼げる」

って、ちょっと煽る。

仕事上、うちのサイトからの応募者を増やしたいという使命感と
こうやって刹那に生きる人を増やしてるのではと罪悪感。

今日のＴＶで

共産党の志井和夫委員長が
「野となれ、山となれ」って資本主義だけではダメだ。
社会的規制が必要

みたいなことを言っていた。確かに。
でも、考えてみれば

自動車は便利だけど悲惨な事故をたくさん起こしてるし環境汚染だし

競馬もパチンコも、繁盛してるけど家庭崩壊の悲劇も作るし
結婚相談所は、出生率を上げるけど、恨みを買ってしまうことも多いらしいし

どんな商売も、需要があって供給が成り立つものの、陰の部分も必ずある。


求人サイトにも、存在意義も存在悪もあるわけで

だからこそ、現状を自分なりにしっかりつかんで
自分としての意見をしっかり持つべきだと思うし

仕事に誇りを持てるくらい、もっともっと考え自ら工夫し会社を動かせばいい


とも思う。

理想を掲げられる、改善を繰り返していける、理性的に考えることが出来る

それが人間の素晴らしいところだと、
このろくでもない素晴らしき世界（byジョーンズ）に思いを馳せてしまうのは

ほろ酔いだからだろうか


ああ、こういう話をしていて結婚相談所が出てきたんだった。
なんだかなあ