『企業の知識理論 組織・戦略の研究』渡部直樹 編著
2014年6月20日 発行 中央経済社
Chapter6 より
Kohli and Jaworski (1990)
市場志向 =組織におけるマーケティング・コンセプトの実践 と捉えて
「現在・将来の顧客のニーズに関するマーケット・インテリジェンスの組織的な生成、そのインテリジェンスの全部門への普及、そしてそれへの組織的な反応」と定義
Narver and Slater (1990)
市場志向 =現代のマーケティング・マネジメントの中心
顧客に優れた価値(ベネフィットの増大や取得・使用コストの減少)を創造するのに必要な行動を最も効果的・効率的に生み出す組織文化とみなした上で、それが顧客志向、競合他社志向、部門間調整という3つの行動的要素から構成されるとする
※顧客志向と競合他社志向は、標的市場における顧客と競合他社についての情報を獲得する活動と、その情報を組織全体へと普及させる活動を含む。
部門間調整は、顧客と競合他社の情報に基づいて、標的顧客に優れた価値を創造するために、企業の資源を組織的に活用する活動
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