山帽子のとまりき2

写真付きで日記や趣味を書くブログ

ヒメシャガなど~

2019-05-08 08:55:07 | 福岡県の山
2019:5:4

まずここは、とある里山にある、保護区の中で、鹿よけネットで厳重に保護されています















普通に一般的に見られる、白いシャガの花とは一味も二味も違っていて、より小ぶり、葉も細く小さく、実に魅力的な花でした

日本特産の多年草です。山地の森林にある岩場や急斜面に見られます。 草丈は低く、葉が薄くて光沢はなく、冬には地上部が枯れる点でシャガとは簡単に区別できます。花期, 5~6月. 特徴. シャガに比べて全体に小型で、葉も柔らかい。 花茎は高さ15~30cmになり、淡紫色の花をつけます。

一度は”生”で見たかったのでもう満足でした。情報ではこの山域には以前は普通に自生していたそうですが、いずこも同じで 獣害(主としてシカ)にて激減、これでは絶滅危機と有志の方々が懸命に保護活動され、今では 完全自生は消滅、かろうじて 鹿よけネットの中で自生種を保護されています。

下二枚の画像は 標高が少しある場所ではまだ、つぼみも少なくこれから、開花が始まると思われる。





他の花も

<クリンソウ>・(九輪草)は4~6月に咲くサクラソウ科の花。山地の湿地や沢沿いなどに生息する多年草。花は地上から伸びた花径の先に数段に輪生してつく。花径は2~3センチで、花の色は紅紫色である







ここのクリンソウは自然環境に近いが多分植栽されたものと思われる、が ここには 鹿よけネットもなくて、鹿の食害にならずきれいでしたが
この種は 有毒植物?だろうか。

車道沿いでは 真っ白な <ハイノキ>の花が満開でした。







暑いぐらいのいい天気に恵まれて、今日も楽しい花散策のいい日でした。

☆彡、実はこの山域で他の幻の花を求めて、微かな情報をもとに 花友さんとGPS携帯?を駆使して秘匿の花場所に挑んだのでしたが、二人の必死の探索?にも拘わらず、我々の前にはその花は現れてくれなくて・・・今回は空振り三振の徒労に終わったのでした。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同じく (流れ星)
2019-05-10 11:01:28
ヒメシャガは自生絶滅し、保護された場所でも鹿が入り込みなかなか大変なようです。丁度今盛りですが見に行くのに遠く行けていません。
クリンソウは鹿が食べないので一大群生地となり一部地域では観光地の様相を呈しています。

探索された花がきになりました。
返信する
流れ星さん (yamabousi)
2019-05-10 16:42:35
こんにちは
ヒメシャガ・・・そちらの方でも同じような食害があるのですね。自然界と人間それに 希少種との兼ね合い・共存とか
いろいろと考えさせられます。
ただ 種の絶滅だけは何としても保護してでも後世に残す義務みたいなことを強く望みたいです。

最近はMFの英彦山でも鹿被害が急増して 防護ネットは張り巡らされて、残念ながらもう景観ロケは台無しになっている現状に落胆しております

>探索された花がきになりました。

かなりのピンポイン情報でしたが残念ながら不発でした。もう一度精査情報を入手していつかまた挑んでみたいです。
返信する