「こおひいや」の休日

山口県東部で小さな喫茶店をやっています
県内をメインに休みの日に出掛けたこと
日々思うことを綴っていくつもりです

「オデは結構、泣かすロン」

2007-11-01 23:53:20 | 思う事
ご存知の方も多いかもしれませんが、セブンイレブンで貰えるフリーペーパーで「森の戦士 ボノロン」というのがあります。

子ども用読み聞かせ絵本で、優しいオレンジ色の巨人「ボノロン」とその友人で人間の言葉を話すノラ犬「ゴン」が主人公の物語です。
娘も大好きなのでセブンイレブンに寄る度に奥さんが頂いていました。

夜、寝る前になるといろんな絵本を読むのですが、たまたま持ってきた「ボノロン」を何も知らずに読んだ私。
不覚にも読んでいる最中に泣けてきて声が詰まってしまいました(笑)
もともと涙モロイとこもあるのですが・・・
(サケの産卵シーンで涙が止まらなくなったコトがあります・・・爆)

自分の気持ちを伝えられずに死んだ人の強い志であったり、人の内面の美しさや優しさ、目には見えない故に忘れがちな大切な事・・・といった、4才の子どもが一度や二度聞いただけではとても理解できるとは思えないストーリーです。
絵も愛嬌があってかわいいのですが、話の展開は無駄が無くスパスパ進み私が引き込まれてしまったのでした。


私の想像ですが、この本は読み聞かせる親本人を対象としている気がします。
難しいテーマを使うことによって、親が自分の言葉で子どもに噛み砕いて説明しなければなりませんし、主人公や登場する子どもを通して「親と子」の関係を確認させられてしまいます。


人によっては「道徳の押し付け」に感じるかもしれません。
「かけそば」みたいに後から難癖つける人もいるでしょう。
最近知ったのですが「北斗の拳」の原哲夫さんがプロデュースされているそうです。

どうです?ちょっと読んでみたくなったでしょ?


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