●月●日のスポーツ面

「しんぶん赤旗」の日々のスポーツ面の内容と、暮らしの中の出来事について。

選手会とファンが球界を動かした日

2004年09月24日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面トップに、「『来季12球団』で妥結 新規参入、速やかに審査 プロ野球界の壁崩す」の見出し。合意書を交わす古田会長と瀬戸山氏の写真。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-09-24/01_01.html

 「選手会とファンが球界を動かした日」の見出しで解説(コラム?)が掲載されています。
 「日本のプロ野球創設七十年という節目の年に起きた激動。ストライキ、署名活動、交流集会…。六月十三日の近鉄、オリックス両球団の合併合意以降、これまで経験したことのない運動に身を投じた、選手とファンのたたかいは、球界の大きな転機をつくりました」
 選手とファンのきずなが「どんどん深まって」きた過程を振り返り、その力が「経営者の思惑だけで動いてきた球界の厚い壁を突き崩し」たと指摘。「今後は、その新たな力をどう発展させ、球界に根づかせていくか」と課題を提起しています。近鉄の三輪選手、磯部選手のコメントも。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-09-24/01_02.html

 「潮流」もプロ野球の話題。

 2面(政治)には、「主張」(他の新聞の社説にあたる)は「プロ野球スト回避 ファンとの連携プレー生きた」。

 3面(総合)には、「選手の本気社会が味方 プロ野球妥結 識者はこう見る」の見出しで、漫画家の黒鉄ヒロシさん、スポーツキャスターの佐々木信也さんのコメントが掲載されています。

 5面(国民運動)に「プロ野球交渉妥結 選手会に連帯した労組 各地で署名 大きな反響」。

 スポーツ面(11面)のトップにも「プロ野球妥結 球界改革へ道筋 2球団合併は覆らず」。「今回は真摯な対応/ファンが力に」の見出しで選手会の談話、経営者側の談話が掲載されています。
 「NPBと選手会の合意文書(全文)」も。

 14面(社会・総合)、15面(社会)にまたがって、「選手の正論が通った 経営側の横暴抑えた」の大見出し。
 14面には、「大きな改革案と思う 古田選手会長の一問一答」、「これからがスタート NPB代表の一問一答」、「選手会の勝利を歓迎 全労連事務局長が談話」。
 15面には、「プロ野球交渉妥結 ファンの思いは…」としてナゴヤドーム、大阪ドーム、横浜スタジアムのファンの声が紹介されています。「6球団は守るべき」の見出しで街の声。「『代打・古田』に球場から拍手」も。