●月●日のスポーツ面

「しんぶん赤旗」の日々のスポーツ面の内容と、暮らしの中の出来事について。

デリマ選手 妨害にめげずゴール

2004年08月31日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 14面(社会・総合)に、「アテネ五輪男子マラソン ブラジル デリマ選手 妨害にめげずゴール 銅メダル『とても幸せ』」。

 15面(社会)に、「近・オ合併承認見送り プロ野球実行委 地裁の要請うけ」。

たたえあう笑顔の空間 世界に広がれ

2004年08月31日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面に「アテネ五輪閉幕 平和と友情 北京にバトン」。
 コラム「アテネ発――鼓動」は、「たたえあう笑顔の空間 世界に広がれ」。
 「目に焼きついている、一つの光景があります」と、男子千五百メートル決勝ゴール後のエルゲージ選手とラガト選手の「力を出し切り競り合った後はたたえ合う。スポーツの持つ美しさが凝縮された場面でした」と紹介しています。
 「大事なことは『スポーツを通じ平和でよりよい社会をつくる』という五輪の『理想』に向かう努力を続けることです」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-31/01_01.html

 3面にもアテネオリンピック「新たな胎動と課題 日本勢の活躍『選手が主役』流れ加速 ドーピング 選手自身が『反対』と声」。
 「世界の新たな胎動、日本勢の活躍、今後の課題も含めて振り返」っています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-31/03_01.html

 スポーツ面は10面、11面の見開きです。
 「五輪精神の実現に課題 友人が不正『残念』 アヌシュ金はく奪 室伏、複雑な胸中語る」
 「自分も金メダルを望んでいたが、それより重要なものはたくさんある」など、室伏選手の一問一答が紹介されています。

 11面の大見出しは「アテネ五輪閉幕 力・技・美 世界を魅了 国籍・人種・宗教超え」。

 「男子マラソン バルディニが優勝 油谷5位、諏訪6位健闘 独走デリマ襲われ失速」
 金哲彦さんの「足音」(コラム)は、マラソンのデリマ選手が走りを妨害されたことについて、「あってはならないことが…」の見出し。
 「これまでマラソンにかかわってきたなかで、あんな衝撃的な場面は初めてでした」と振り返っています。「今回のアクシデントは彼にとって不幸な事件というだけにとどまりません。マラソン競技にとって絶対にあってはならない出来事でした」と指摘。マラソンは公道で走る競技では、「沿道の人たちが善意をもって見守り、温かく励ましてくれることで成り立っているのです」。「危害を加えた人物への厳正な対応を求めたい」とも。

 「ホイッスル」は、男子サッカーのフェアプレー賞をアルゼンチンとともにイラクが受賞したことについて。

短距離で子どもたちにも希望

2004年08月30日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面には、アテネオリンピック「レスリング 田南部、井上が銅 陸上5千と千500でエルゲルージ 80年ぶり2冠」、
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-30/01_03.html
「ドーピング、アヌシュ失格、ハンマー投げ 室伏が金に」。

 スポーツ面は、10面、11面の見開きです。
 「陸上 日本抜群のチームワーク 日本男子400、1600リレー 史上最高の4位入賞」。
 日本陸連短距離部副部長・都留文科大教授の麻場一徳さんの「駆ける」(コラム)は、「短距離で子どもたちにも希望」の見出しです。
 日本が4位入賞できた要因として、400メートルでは、英国、米国、ナイジェリアが「9秒台の選手をそろえるなかで、日本の優秀なバトンワークが示されました」と解説。1600メートルは、「4人のチームワークと戦略がうまくいった」と評価しています。
 「短距離にとりくんでいる中高生たちに『がんばればメダルに手が届くのでは」と期待を持たせる走りでした」と選手を称えています。

 「アテネ発――鼓動」は、ドーピング問題で「どれほど無念か アヌシュ失格 室伏の心を思う」の見出し。室伏の心境を「喜び以上に裏切られた思い出いっぱいでしょう」と推し量ります。
 「競った試合になると、追い詰められたときに新しい自分を発見できる。『こんな力があったのか』と、わくわくするような驚きがある。それにはライバルに恵まれることが大事」という室伏選手が以前語った言葉が紹介されています。

 「権利、栄養、運営学び交流 スポーツ連盟がセミナー」は、新日本スポーツ連盟が開いたサマースポーツセミナーについて。

 他に、「大リーグ イチロー今季3度目月間50安打」、「千葉、独走で優勝 北海道マラソン」、「パ・リーグ 磯部サヨナラアーチ」…

サッカーイラク代表 スタンド中が応援団

2004年08月29日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面には、アテネオリンピック「シンクロチーム堂々銀 陸上で“中国旋風”」。

 スポーツ面は10面、11面の見開きです。
 アテネ五輪「シンクロ 日本完全燃焼の舞 2大会連続で銀」、「陸上 若さで頂点 中国勢 男子110障害 21歳劉翔 世界タイ」、「女子1万 アフリカ勢しのぐ走り 20歳 邢慧娜が金」など。

 コラム「アテネ発――鼓動」は、男子サッカー3位決定戦について。「サッカーイラク代表 スタンド中が応援団」の見出し。イラク選手のプレーの質の高さと、スタンドの応援について。「イラクの勝利を願う人々の心の中には、困難を乗り越えてきたチームへの尊敬と同時に、イラクの平和を願う気持ちが込められているように思う」

 「サッカー日本女子チーム フェアプレー賞」も。

 ドーピング関連では、「きょうアヌシュ事情聴取 ドーピング再検査拒否で」、「ハンガリー選手また陽性」。

近鉄、オリックス合併凍結を

2004年08月28日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 14面に、「オリンポス便り バドミントンで審判 日本代表と涙の再会 ギリシャ在住江口博子さん」。
 コーチ時代だった七年前、息子をつれてバドミントンの強豪の高校に教えを請いに日本を訪れたときの練習相手、森かおり選手との再会について。

 15面に、「“暴走”球団合併」のロゴ。「近鉄、オリックス合併凍結を 選手会が仮処分申請」
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-28/15_02.html

続出するドーピング疑惑 公正さ失わせる

2004年08月28日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面には、アテネオリンピック「競歩V3 コジェニョフスキ」。

 スポーツ面は10面、11面の見開きです。
 アテネ五輪、「サッカー 米国が2大会ぶりにV」。
 コラム「アテネ発――鼓動」は「銅が決まった瞬間にスポーツマン精神を発揮」の見出し。サッカーの3位決定戦について。
 ドイツが勝利した直後、FWのプリンツ選手が、「仲間と少しの間喜びあった後」、ピッチにがっくりとうだれているスウェーデンの選手一人ひとりと握手や抱擁をしてまわったことについて、「立派な行為」と称えています。「彼女は、昨年の世界選手権の得点王でMVP」の選手。

 「陸上 男子200圧巻クロフォード 今季世界最高19秒79 強い米国勢 金、銀、銅独占」、「レスリング 田南部スペシャルで一次突破」など。

 「続出するドーピング疑惑 公正さ失わせる」の見出しでコラム。
 今回の五輪で次々に明らかになるドーピングをあげ、ドーピングは「スポーツの持つ公正さを失わせ、信頼に傷を付ける―」と厳しく批判。
 アメリカの大学が実施した調査を紹介。「高校生の4%が『ステロイドをい使ったことがある』とこたえています。その中で、うつ病になり、自殺する高校生の例まででています」と、ドーピングのもつ危うさを提示します。
 スポーツ機関の「不正は絶対に許さないという毅然とした姿勢」、さらに、「スポーツマン自身の行動」が求められると指摘しています。
 「ドーピングは他の選手や観客、周囲の関係者を欺く犯罪。薬によって高められたパフォーマンスの持ち主は、ペナルティーが与えられるべき」。女子マラソン世界記録保持者のラドクリフ選手の言葉が紹介されています。

混乱招いた判定修正

2004年08月27日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面には、アテネオリンピック「シンクロ立花・武田組が銀 野球キューバ3度目V」。

 スポーツ面は、10面、11面の見開きです。
 シンクロ「立花 武田 8年間の集大成」、女子陸上「白熱200はキャンベル 新鋭フェリックス降り切る」など…。

 コラム「アテネ発鼓動」は、「体操 混乱招いた判定修正 審判の存在意義を自ら否定」の見出し。
 「観客からのブーイングを受けて判定を覆すという前代未聞の珍事がありました」とし、これによる中断のあとに演技した選手への影響を指摘、「外部の圧力を受けた判定の修正は、あってはならないこでした」と厳しく批判しています。

 「五輪で相次ぐドーピング 情報交換で汚染拡大 高橋正人・国際武道大助教授に聞く」は、メダル剥奪が相次いでいる状況について。

 「“暴走”球団合併」のロゴには、「選手会、法的手段へ きょうにも差し止め仮処分申請」。

 「ホイッスル」は、アテネオリンピックでの入場券の売れ残りについて。

“イラクの活躍は米国のおかげ”

2004年08月26日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 6面(国際)に、「遊説先でブッシュ大統領が“イラクの活躍は米国のおかげ” サッカーチーム猛反発『選手でなかったら、抵抗運動に加わっていただろう』」の見出し。
 選挙まで2カ月余り、ブッシュ大統領が遊説先のオレゴン州でイラクの活躍を「すばらしいと思わないか。米国が行動しなかったら、彼らは自由になれなかった」と「イラクのベスト4入りはさも自分が成し遂げたように語りました」。これにたいするイラク選手のコメントも紹介されています。

 「野球の殿堂クーパーズタウンを訪ねて ファストフード店にバット!?」も。

女子棒高跳び イシンバエワ世界新

2004年08月26日 | スポーツ面紹介(2004年6月~12月)
 1面には、アテネオリンピック「野球日本 カナダに快勝、銅」「女子棒高跳び イシンバエワ世界新4メートル91」。

 スポーツ面は、10面、11面の見開きです。
 アテネオリンピック野球「11点、カナダに圧勝 城島一発悔しさ胸に」、陸上「夢の5メートル深夜の熱闘」、「カヤック 日本女子初の決勝 フォア500準決勝踏ん張って2位」、など…。

 「ホイッスル」は、27日に3位決定戦にのぞむイラクのサッカー選手たちについて。