台湾大好き

2016/02/01から90日滞在予定。

ナンバ歩きとは

2020年04月27日 | ナンバ歩き研究会
四国八十八か所を野宿しながら20Kgのリュックを背負っての旅でしたが、一週間も歩くとだんだんと歩くのに慣れてきました。初めて行く四国巡礼なので疲れてもどこでも休むには野宿して時間を気にしないで歩くことを選びました。しかも呼吸は普段の呼吸で呼吸が乱れそうになるとすぐ休憩をとるという歩き方でした。階段を10段上ると休憩するという風でしたがどうもそれが私にとっては正解でありました。いくら歩いても疲れないのです。一番やっていけないことはハーハーゼイゼイと必死になって歩くことです。遍路の途中で投げ出す人は靴擦れでのマメ・足首の痛み・腰痛・背中痛・肩痛(リュックのベルトで肩皮がベロベロ)で途中棄権しています。

左足を引きずりながら必死の形相で歩いている人がいましたが本人はこの痛みに耐えることが修行だと勘違いしています。修行はどうすればバランスのとれた生活を送ることが出来るのかを自分で発見することにあります。行として歩くのには気絶するまで歩くのが行です。気絶するその前に訓練不足で動けなくなります。10Kg・15Kg・20Kgと半年かけて重さを増やしながら訓練して、靴では耐えられないのでミズノから発売しているサンダルで解決しました。四国八十八か所トータルで1,400Kmを踏破するにはそれなりの訓練が必要です。リュックにもベルトをもう一つ加えて、リュックの下に丸い棒を通して両手で持つなど自分なりに工夫をしました。つまり赤ちゃんをおんぶするねんねこのようにして、腰でリュックを担ぐようにしました。
四国八十八か所歩き遍路 高知編
https://www.youtube.com/watch?v=Xx20GTsoNDc&feature=youtu.be

ナンバ歩きとは

2020年04月26日 | 歩き旅
ナンバ歩きで10Kmも歩けば一休みして立ち上がろうとすると立てなくなります。(私はナンバ歩きで20Kgのリュックを背負っての話です)それは私たちは靴を履き小指側に重心を置いて歩くために足首が開き・足の甲が曲がり・足首が曲がり・膝が曲がり・股関節が曲がり・腰椎・胸椎・頸椎と足先から頭まで関節が曲がり全身に影響を受けます。毛細血管で敏感なのは手指・足指なのです。手足の爪の晴明のツボを押すと身体は痛みで教えてくれます。その痛みはその箇所つまり指先を使えということです。低血圧で血行の悪い人は指先をつまむと悶絶します。強く指先の爪をつまむわけですので痛いのではあるが我慢できる程度が正常です。私も当然小指側で歩いていたので親指側に修正しながら歩くのでその反動はすごいものでした。
ナンバ歩きで踏破した箇所。

四国八十八か所歩き遍路 徳島編
https://www.youtube.com/watch?v=6WgXlD9rz20&feature=youtu.be

ナンバ歩きとは

2020年04月25日 | 歩き旅
靴を履くと足指から踵まで全体的に動きますので足底靭帯は使わないのです。裸足か草鞋か雪駄か下駄かサンダルを常用する以外に足底靭帯を鍛える方法は私は見つけることが出来ませんでした。裸足で行うのが武道で運動靴で行うのがスポーツであると思っています。剣道を修めた人の足裏を見ると足底靭帯が発達しています。相手より早く動くにはつま先に重心を置くことで実現しております。短距離で走るには踵から着地していたのでは素早く走れません。当然つま先で走っています。

時代劇で侍が廊下を小走りするとき、踵から着地してドンドンと鳴り物入りで歩くことは決してなかったと思っています。ナンバ歩きはつま先移動なので足音もなく歩いていたはずです。つま先で動くには第一指(親指)の根元に重心を置くということですが、運動靴を履いていては足の指が動かないのです。古代の足跡の化石を見ると逆三角形で足先が発達して大きく、踵は足先に比べて小さいのです。いかに古代人は足を使っていたかというほかありません。しかし、現代人は正三角形でつま先が小さくて踵が大きいのです。重心の経過を科学的に計って記録しているのをみると1960年頃はツボでいうと湧泉あたり(足裏の三分の一辺り)にあったようですが現在は踵の中心あたりになっています。人類はあと50年もすると重心が取れず歩けなくなるのではないかという研究者もいるぐらいです。

ナンバ歩きとは

2020年04月24日 | ナンバ歩き研究会
伝統芸能・武道・能・狂言などの中でも解りやすいのは盆踊りではないだろうか。阿波踊りの女踊りでは下駄の前歯しか使用せずに踊っています。つまり踵は浮かしてつま先だけで踊るわけで、徳島県人の方に阿波踊り踊れるかを聞いてみるとほとんどの方が踊れないと言う。何々連という阿波踊りのグループの人達しか踊れないのです。その理由はつま先で踊るとアキレス腱が縮んで痛みで長時間踊ると立っていることも出来なくなる。つまりつま先で動くには訓練が必要となります。つま先で動くと足裏の筋肉で一番長い足底靭帯が発達します。野球のイチロー・中距離選手の末継選手・一番有名なのはお釈迦様の足裏で土踏まずがありません。足底靭帯が発達すると土踏まずが足底靭帯の筋肉となり偏平足となります。思うに

お釈迦様も武道の達人ではないかと思われます。
では何故に足低で一番長い足底靭帯が現代人は使われていないのかが最大の問題なのです。足底靭帯はつま先歩きでないと発達しないからです。しかも足指が発達して第二の心臓と言われているふくらはぎが発達します。元々の日本人の体形は短足胴長・出尻鳩胸・大根足が正常なようです。特に女性はふくらはぎが細くてスラットした長い脚にあこがれているようだがそれなら西洋人バリに上半身を鍛えて西洋人として暮らすべきであると思うがどうであろうか。

ナンバ歩きとは

2020年04月23日 | ナンバ歩き研究会
ナンバ歩きとは
ナンバ歩きは難場、つまり歩きづらい場所の歩き方と解釈しています。田植えするときの沼地、深雪を歩くときに使用するカンジキなど足を踏ん張って歩くと歩きづらいのです。踏んばらないで省エネで歩く方法を先人たちは発明した。記録では飛脚が一日200Km走ったという記録が残っているそうです。江戸時代の健脚たちの中でも和歌山から福井まで記録では三日で歩いています。

明治維新の兵隊の行軍を指導した西洋人によって和式から西洋式に代わってしまったのです。西洋式は手を振って・足を踏ん張って・足を上げて・捻って歩きます。モデル歩き、いや競歩と言えばお分かりになるのではないかと思います。足を踏ん張って大きく手を振ることで大腰筋を動かして足を大きく上げて、着地した時に捻る歩き方なのです。ナンバ歩きは手は振らず前進するときは重心を前に置くことで足は自然と前に出ます。西洋式に比べて手は振らず踏んばらず足も上げないのでエネルギーの消費の度合いが違うのです。坂道を下るときは楽になるのは歩く力の配分が違うからでナンバ歩きは坂道を下る感じで平面の道を歩くといえば何となく分かるのではあるまいか。