あんた、まるいもの好きだね~♪

「まるいもの」について、適当に書いています。まるいものとは、自転車、モーターサイクル、クルマ、カメラ、CD/LPとか。

■MTBのカンチブレーキ調整

2012-06-08 21:56:58 | ダート
 ブレーキ作業で御座います。

 まずはじめに。本題とまったく関係ないのですが、今日の午前中から触っていた作業がブッ飛んですべてパー。
 やさぐれてこれを書いています。  どうしても言いたくて……。

 んで、本題です。表題の通りです。今や珍しくなった自転車用のブレーキ、カンチタイプの調整をしました。
 ワイヤー式はほとんどがそうだと思うんですが、油圧式のようにシュー(パッド)が減っても自動的にその分だけせり出すような事はありません。

 ですから、乗れば乗るだけ(ブレーキをかけるだけ)シューが減っていき、リムとのクリアランスが増します。そうすれば当然、ブレーキのフィーリングは変わってきますし、利きも悪化します。
 特に、カンチブレーキはお使いになった経験おありの方は分かると思われますが、現行のVブレーキやディスクのように強烈に利きません。その持てる制動力をフルに発揮しようとすると、小まめな調整が必要になってきます(クルマのドラムブレーキも似たようなもんですよね)。

 おまけに、シューをリムに対して上から見た時に僅かにハの字にしないと鳴きが発生しやすくなります。
 ついでに、リムのブレーキ面よりシューの天地が小さい場合、リムの下側ギリギリに当たるようにすると利きが向上します。

 と、お決まり事が多く、それなのにこの絶妙なセッティングが物凄く難しく、今やお手上げのお店もあるとかないとか。

 でも、ぼくはバッチリです。こいつとの付き合い、長いので。昔はこんな利きが悪いブレーキでもダウンヒルやっていたんですよ。もちろん、今よりずっとスピードは遅いんですけどね。

 という事で今回も絶妙なセッティングが出来ました。ぼくは、モトクロッサー以外「カンッ」した利きが好きなので、普通の人だとちょっと怖いかもしれませんね。スポーツ用なので当然、実用車よりは利きます。

 これでまた、当分気持ち良く乗れそうです。

やかん

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