何故かと言うと、シフターを押す方法が左右でまるで異なるかたちになってしまったからです。
従来型は、親指一本でローにもハイにも入れられる、ある意味、秀逸なデザイン。写真はリア側になりますが、上の小型を押すとアウター側に落ちて行き、下の大型の方を押すとロー側に上がって行きます。
代わって、時代も規格も異なる物を取り付けることになったフロント側は。
写真の場合、手前のやや大柄なレバー(ともう呼べる)を親指で押すとアウター側に上がります。ロー側に下げる(落とす)時は、今度は人さし指で先の長いレバーを押す必要があります。
現在のラピッドファイヤーはさらに進化していますが、左右でレバー(シフター)の操作方法が異なるのでまだ慣れず、瞬間的に「オヤッ」となります。このあたり、リア側もST-M560に変えてしまえば解決する話なのですが、初めから付いていた部品に思い入れもありますし、駄目ですね。
まあ、距離や回数を重ねて慣れていくしかないですね。
ちなみに、修理後、またフロント側がアウターリングに上がらなくなるトラブルが発生しました。出先でどうにもならず、またセンターギアでずっと走る目になりました。帰ってきてシフターにラスペネを入れてしばらくしたら解消しました。
やはり、古い使っていなかった部品を引っ張り出して来た時は、しばらくは慣らしや粗だしが必要ですね。かなりの遠出の時じゃなくてよかったです。この日は片道10km程度のポタリングだったので。
やかん