別館yahei

『おやつ』でない日々の暮し

『誰も知らない』

2005-10-19 10:41:01 | movie




 監督 是枝裕和
 主演 柳楽優弥

元は1988年に起きた《巣鴨子供置き去り事件》。(←に事件の概要が書かれてあります)
最年少でカンヌの最優秀男優賞を受賞した柳楽君の瞳に引きつけられる様に借りてきましたが
すぐには感想の出来ない映画でした
結構ヘビー。
自分の中で消化するのにちょっと時間がかかりました

柳楽君が演じた長男はちょうど息子と同じくらいの年齢。
自分が〈母親〉として憤りも感じるシーンも。
実際にあった事件はもっと悲しくつらい結末だった事を知って
余計に色々と考えさせらました

クレヨンの長さ、
部屋が荒んでゆく様子。
期限切れのおにぎり
初めての万引き
最後のアポロチョコ
母の事も、置かれた状況も何もかも分っている長男
それでも離れたくないという情。
母親が帰って来ないのは、私のせいかと心配する長女
周りの無関心さの為に知られる事がなかった彼らの事
子供達のピュアな心。
会話はドキュメント風。
それが、現実を引き寄せている様に感じました

見終わって、眠っている息子の手を思わず握ってしまいました




PS(ホスファチジルセリン)

2005-10-19 00:02:49 | Weblog.05
少し調べる所以があって、忘れない様に簡単に覚え書きを。
決して宣伝している訳でもありません

ホスファチジルセリン  PSとも呼ばれる
  リン脂質(レシチン)の一種。
  脳の神経細胞膜に多く含まれている物質
  
  脳を活性するというサプリメントとして話題になる。
  メーカーは老化に伴い記憶力が低下した人や受験生なんかに勧めている
  サプリ大国アメリカではもうずいぶん前から飲まれているそう。
  ウツにも効くとか言われたりしてる

  サプリメントの原料としては大豆由来のモノが一般的。
  (昔は牛さんの脳から抽出された事もあるけれど
   BSE問題からか今では見られないようです)

  摂取量は基本的に一日100mg
  特定症状のある場合は一日~300mg
  といわれてる。
  食物由来だから副作用は『ない』とされているみたい…が、
  それは……どうなんでしょう?
  ほとんどあり得ない話だと思うのだけど。
  
 《記憶力アップ》《頭が良くなる》
  とうたわれればうたわれる程、うさんくささを感じてくる
  私を少しでも納得させてくれるモノを探してみた結果
  ココに少しありました。
  

  ひと昔、《頭が良くなる》というとDHAくらいだったが、
  今や《脳に効く》サプリとして
  今やチョコレートにも入っているGABA、イチョウ葉、このPSと種類も増えてる
  気分を明るくするというものを足すとまだまだ増えてゆく。

  老化とともに減ってゆく体内物質といえば
  少し前から流行っている
  コエンザイムQ10を思い浮かべてしまった。

少しでも彼に効いてくれる事を願います。