知床財団の谷さんと宮越さんから,クマについて学びました。
ちゅうりっぷ組とひまわり組は,クマが何を食べているのかを考えました。
クマは,海のものも山のものも食べるので,道路を渡ることがあるそうです。
その後,実際にクマと鹿の毛皮に触れてみました。
寝転んだり,裸足になったりして,全身で感じていましたよ。
すみれ組は,くまに出会ってしまったときの合言葉「あさはゆき」を学びました。
あ・・・あわてない
さ・・・さわがない
は・・・はしらない
ゆ・・・ゆっくり下がる
き・・・きちんと大人に知らせる
その後は毛皮や骨格標本を触ってみたり,熊のフンを実際に見てみたりもしました。
クマは普段,フキやどんぐり,きのこや山ぶどう,アリや鮭,鹿やクジラなど,自然界にあるものを食べています。
でももし,私達がお菓子のゴミなどを道路に落としてしまったら,それを食べてしまったクマが,また人間の食べ物の味を求めて,私達の生活圏内にやってくるかもしれません。
人間と野生動物が,適切な距離感をもって生活していけるよう,今自分たちにできることを考えていきたいですね。
羅臼幼稚園(N)