ふみおのメモ帳

気まぐれ日記+覚書(メモ)。年の所為か物忘れと体のガタが気になる今日この頃です。

黄金の島

2006-06-18 16:39:45 | 日記
真帆裕一の黄金の島を読んだ。
上下2冊分厚い文庫本だ。
ヤクザに成り切れない修司はタイに身を隠すことになるが、身の危険を感じ ベトナムに逃げる。
そこで知り合ったシクロ乗りの若者達と一緒に日本に漁船で密入国し戻ってくる。
ベトナムが共産主義で警察がアルバイトで賄賂を取るのが普通の国というのは知らなかった。
ボートピープルがどんな思いで日本を目指すのか少し理解できた気がする。
東南アジアの国の貧しい人たちが日本人をどう思っているのかを思い知らされた。
日本で普通に暮らしている自分が贅沢すぎる気がしてきた。
生きるとは何なんだろう?