クリスマス オン アイス 2007

クリスマスイヴ、行って来ましたよ。

　クリスマス オン アイス 2007

荒川静香さんらトップスケーターが出演するフィギュアスケートのパフォーマンスです。
主な出演者を経歴付で紹介すると、

　◇荒川静香（2004：世界選手権優勝／2004ＮＨＫ杯優勝／2005全日本選手権３位／2006トリノオリンピック優勝）
　◇エフゲニー・プルシェンコ（2003世界選手権優勝／2004世界選手権優勝／2005ヨーロッパ選手権優勝／2006トリノオリンピック優勝）
　◇田村岳斗（2002全日本選手権２位／2003全日本選手権優勝／2004四大陸選手権５位）
　◇本田武史（2002全日本選手権優勝／2002ソルトレイクシティオリンピック４位／2003世界選手権３位／2004全日本選手権優勝）
　◇恩田美栄（2002年ＮＨＫ杯優勝／2002全日本選手権２位／2005冬季ユニバーシアード優勝／2005四大陸選手権２位９
　◇シェーリー・ボーン（2002ソルトレイクシティオリンピック４位／2003カナダ選手権優勝／2003四大陸選手権優勝／2003世界選手権優勝）
　◇イリヤ・クーリック（1996世界選手権２位／1997・1998ロシア選手権優勝／1998長野オリンピック優勝）
　◇ジョン・ボールドウィン＆井上怜奈（2006全米選手権優勝／2006四大陸選手権優勝／2006トリノオリンピック７位／2006世界選手権４位）
　◇ウラジミール・ベセディン＆アレクセイ・ポーリッシュク（1999世界プロ選手権優勝）

とまぁ、凄いですね。
パフォーマンスは２部構成で、シングル中心の１部に対して、グループパフォーマンスが多い２部といったつくりになってました。
どのスケーターの滑りも良かったですけど、会場で一際盛り上がったのは、意外（？）にもウラジミール・ベセディン＆アレクセイ・ポーリッシュクの男子ペア。
かなり力とバランスを要求されるリフトを組み合わせて、会場中の驚きを誘っていました。
ムキムキで体格のいい方のベセディンは、なんと今年４５歳！！
４５歳で現役フィギュアスケーターってすごくないですか？
二人ともバレエのチュチュのような衣装でオカマっぽく演じてたのに、そのパフォーマンスの技と力は一級品でした。
女性客の黄色い喚声を奪っていたのは、やはりプルシェンコ。。。と言いたいところですが、昨年に比べるとややポッチャリした？（子供も生まれたらしいですしね。）
スケーティング技術の高さはさすがの感でしたけどね。
プルシェンコに負けずに人気があったのは、クーリックでした。
やっぱり見た目って大事なんだなぁって実感したりしましたよ（笑）

とは言っても、やはり一番人気だったのは、荒川静香さん。
いまが一番脂ののっている時期なんでしょうね。
彼女がリンクに立つだけで存在感が違いました。
そのスケーティングはもちろん、体のラインから指先の動きに至るまで、しなやかで美しく、美しい動く絵画のようでした。

最期のグランドフィナーレは、出演者総出で楽しく閉めくくり。。。と思いきや、12/29が荒川さんの誕生日ということで、客席も含めたみんなで誕生日のお祝いをして、最後の最後に演出や振り付けの方も出てきて、みんなでスケートのパフォーマンスをしながらエンディングに。。
出演者の皆さんの心から楽しそうな姿と、美しい演出・演技で、見ていた自分も幸せな気持ちで会場を後にしました。

荒川さんが最高の状態でいられる時間が、これから何年あるか分からないけど、来年・再来年は特に必見だと思います。
確かにチケットは安くはないですし、写真のパンフレットも薄い割りに2,000円と値は張るけれど、会場の規模を考えると、入場できる客数は限られているし、出演者のレベルと数、そしてこの演出を考えると、主催者側に大した儲けは入っていないハズです。
だとしたら、彼女たちがこのような場を続けていくために必要な単価ということになるので、そういう意味で考えれば、僕は決して高くはないと考えます。
公演自体が無くなったら、こんな素敵なひと時を体感する場を失ってしまうんですから。
だから、自分も来年また絶対行きたいです。
今度は高くてもアリーナ席でお花とか渡したいな。
（基本的には直接渡さないように。。との指導があったんだけど、みんなグランドフィナーレの後に、渡してました。また、荒川さんが律儀に、みんな受け取りに行って挨拶してくれてたんですよ。とても真摯な方なんですね。）

そうそう、行くならば、やっぱり大切な方と行かれることを強くお勧めしますよ♪


スケートリンク（休憩時間に撮影しました）


お祝いのお花や、選手たちのサイン