現在、岐阜県大垣市立の小中学校で、全国で稀有とされる「ふるさと大垣科」が実施されていますが、この教科導入検討時の2014年頃、文部科学省に「教育課程特例校」を申請した、とか、申請を見送ったとか … 不可解な話題が大垣市民などの間で今も続いています。
ところで、このたび、教育課程特例校「ふるさと科」がきちんと指定された事例を見つけましたので、ここに紹介します。
岩手県大槌町の事例です。
資料を2つ、ここで紹介します。
まず、文部科学省のホームページに保管されていると思われるpdfファイルはこちら。
8ページ目に次の記載があります。
「ふるさと科」
平成24年12月18日
文部科学省「教育課程特例校」指定
(参考:平成24年=2012年)
(下記、追記2を参考にしてください。)
(下記、追記2を参考にしてください。)
次に、大学関係者の論文はこちら。
上記以外では、次の検索結果からいろいろ知ることができそうです。
(キーワードを「大槌町」「ふるさと科」「特例校」としてみました。)
これから、勉強していきたく思います。
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追記1です。
岩手県大槌町の「ふるさと科」が文部科学省の教育課程特例校の指定となり、岐阜県大垣市の「ふるさと大垣科」が教育課程特例校の申請が必要ない、となった違いは、ふるさと科の目的(意義)の違いがあるのかもしれません。←大垣市の場合、土曜日授業をする目的が前に出ていたように思われます。
追記2です。
岩手県大槌町において、今年度(2021年度=令和3年度)は教育課程特例校から外れているようです。文部科学省のホームページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokureikou/1284967.htm)にあるデータ(教育課程特例校一覧(令和3年4月時点) (Excel:241KB))からの推察です。教育事情に詳しい方からのお話によりますと、大槌町の場合、学校が義務教育学校であり、教育課程を弾力的に編成できることが、教育課程特例校の指定から外れた理由と考えることができるようです。
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以上、このブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。