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イエスからマグダラのマリアへの手紙・私は本当にかつてマグダラのマリアだったのか?

62) 天からの進むべき道をお伝えする私の役割



 ありがとう。 嬉しい。
あなたからのお声がけが私をとても幸せにしてくれる・・・ありがとう。

それでは・・・今日の言及を始めよう。
あなたと私の実際にあった物語。
そして、それらはこれからも様々な分野で大きな影響を与えるだろうことを、ここでしっかりお伝えしよう。
昔のこと、もう終わったことではなく、これからも人の心に残り、そして、多くの人々のこれからの生き方に、暖かさと行くべき道へのご案内を与えることになろう。


 それでは、ある日のことを・・・あの朝のことからお書き取り頂こう。

あれは、ある美しき朝のことであった。
私とあなたは、いつものように子供達と共に忙しくも楽しい朝を迎えて、色々忙しく立ち回っていた時のことだった。

いつものように、子供達もそろそろ朝食のテーブルに着かんとしていた時、ドアが大きくたたかれる音がしたのである。

皆が、半分まだ眠い目をこすりながらもドアの方を見て、「今頃、こんなに早くから、また何だろう」と思い、その中のリーダー格の子供がドアに小走りして行き、ドアを開けた・・・と同時に、ある男・・・大きな腕力のありそうな男が待っていたようにドアから入って来て、口にした。

「助けてくれ・・イエス! お前の力が必要だ・・」
と怒鳴るように言った。
私もすぐに彼の方に近づきながら、
「あゝ・・いいですよ、何なりと。 どうしましたか?」
と問うと、彼は一言
「オレは殺される・・・」「このままだと・・・命がない」と答えた。

私は、「それは大ごとですね・・・どうしたのですか?」
と問いかけると、彼は入口を少し入ったところでドスンと腰を落として、ハ~ハ~と息を大きく吸うようにして、自分が何人かの男に命を狙われていることを話し始めた。

このようなことは、前にも少しお話ししたように、そう珍しいことではなく、気の荒い男達の間では時折、こういう騒ぎが見られたのである。

そして語られたのは、彼と数人の男達とが、あることをきっかけに、ここしばらくの間、街で会う度ににらみ合いのような事が続いて、ついに、とうとう命を狙われるようになってきたことを説明し、その原因は、その中の一人の男の妹とのトラブルであった。

その妹さんとその男は短い間お互いに仲良くしていたが、その男の気の荒さにその女の子は恐れをなし、遠ざかって行き、その男はそれをなんとか引き戻そうと付け回し、結局、兄やその友人達が妹の代わりに対応するようになったのが、そもそもの発端であったようだった。

皆、血気盛んな若い男達のため、争いになって命を狙われるような状況になった、とのことであった。

私は、彼が床に腰を下ろした側に腰を下ろし、彼の目をしっかり見て言った。
「それは大変でしよう。でも、もうすぐ止みますよ。彼らにはもっと大きなトラブルがすぐに起こって、あなたのことはかまっていられなくなりますよ・・・しばらく、何とか身を隠してみてはどうかな・・・そう数日だけ・・・2.3日家に隠れていたらどうかな・・・彼らはすぐにあなたにかまっていられなくなりますよ・・・。」
と、私は説明した。

彼は少し懐疑的な顔をしていたが、仕方なさそうに
「そうか・・・オレに構っていられなくなるんだネ。何が起こるのか? 隠れていよう・・・家に閉じこもっていよう。」
と仕方なさそうに言葉を口にして、あなた、マリアが差し出したお茶のような飲み物をゴクンゴクンと飲み込んで、少しは心が落ち着いたようだった。

そして間もなく、彼はドアを開け、四方を見回し、誰もいないのを確かめた後、出て行ったのである。


私達はすぐに朝の食卓に戻り、何事もなかったように、あなたの用意してくれた食物を口にしたのであった。有難い、楽しい一日の始まりだった。
子供達は、自分の食事の後片付けを各々やり、朝のやるべきことに戻って行った。
そして、いつものような一日が始まっていったのである。


このような朝を今思い出しては、あの頃の、忙しくも楽しい一日一日を思い出し・・・あなたとの思い出と幸せ感を蘇らせるのである。
そして、私の仕事、人としてまだまだ創世記の生活仕様、あるべき姿、為すべき様々な生きる上での事柄などの支柱を皆で作り上げるプロセスの毎日だったのを実感するのである。

 
 地球という学び舎で・・・人が少しずつ文明を作り・・・発展させるプロセスの中心のルールと基本姿勢・・・何を心の中心に据えて生きていくべきなのかを、少しずつ作り上げる時代であったのだと、今にして明確にその意味が示される。

人と人が一緒に生き、生活を共にし、小さな集団が少しずつ大きくなり、村や町となっていく。社会の発展の中でのルール、そして、何を心の中心に据えるべきかを少しずつ確立するためのお手伝いであったのを、今、明確に知ることができる。

その指針は、少しずつ発展し、時代が進む中で、変化、進化し、複雑になっていった。

社会構造も、政治形態も、少しずつ確立し、変化し、政治家や国家が台頭しながらも、この人の心を支えるための指針が、少しずつ人々の心に植え付けられていったのである。


 天から生きるための進むべき道を示され、それをお伝えする役割が私の為すべき事であった。
争いでなく、助け合い・・・お互いを思いやり・・・仲良く生きるための基本的考え方とルールを示す必要があったのである。

そしてそれらは、私と仲間達・・・少しずつ、私に賛同する男達が集まり、人々に伝え、人々の心に少しずつ浸透していくことで、社会の見えざる心の枠作り、寄って立つべき柱が少しずつ建てられたと言えるだろう。


一方で、私は、言うまでもなく一人の男としてあなたを愛し、子供達を愛し、忙しくも楽しい毎日を送っていたのである。
子供達は、毎日、皆のためにいろいろ動き回り、人々のお手伝いのような事をしては、お駄賃として野菜や木の実、そして、ウサギのような動物の肉なども手に入れては食料として、あなたが皆のために料理をしてくれたものであった。

私は少しずつ出かけることも多くなり、家を留守にすることもあり、生活は少しずつ社会性を帯び、私の周りには常に仲間がおり、私と共に行動を共にするようになっていった。
後に弟子と称されている仲間たちも、私の伝える愛の指針をよく理解し、同調し、そして伝えるために協力し合うようになっていったのである。

 天の父が伝え、教える考え方・・・生きる指針を分かち合い、人々に伝え、社会に根付かせる活動であったのだ。

その時代は紙もペンもなく、人々へ伝えるのは人々の口を通してであり、私の仲間たちの助力あっての、人々への伝達が可能であったと今、振り返って感謝の念と共に実感する。


 今、聖書として記される様々な教えと出来事は、確かに正確なものばかりではないが、基本的な姿勢・・・愛と思いやり、協力し合う、助け合うことの大切さを伝えたかったのである。
その愛の精神が今もってしっかり根ざしているのは皆の協力と努力あってのことであり、私の任は多くの賛同者の力の賜物である。
そして、あなたという協力者・・・私の支えになってくれたのがあなたであり、子供達であった。

人間が生き、為すべきことを伝える任務も、それでこそ可能であったのだ。

これから、少しずつ、今、伝えられているその後の様々な活動について語っていこう・・・あなたのご協力のもとで。

ありがとう、今日もありがとう。
あなたのその美しいお心・・・ご協力に、心からの感謝を表し、お終いとしよう。
ありがとう・・・愛している。
今日も良い日であるよう見守ろう。
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