ワークス編集部日記

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重婚の勧め?

2006-07-15 11:48:20 | Weblog
月曜17日が海の日・休日である為、本日、更新します。

 県内某市の受け付け嬢が近く、退職する。理由は賃金の安さ。三十路を超え、親の世話になることもはばかられ、さりとて永久就職もかなわず、生活する為には苦渋の決断のようだ。器量よしなのにもったいないと言うと、「じゃあ、野良犬さん結婚してくださいよ。もうこうなったら重婚でもいい」。結婚のことは、けっこう切羽詰っているらしい。
 受け付け嬢は、契約を市の外郭団体と結んでいる。空調の効く快適な環境で、勤務形態も楽な仕事なので賃金が安いのだと言う。
 賃金が安くても物価が安いのであれば、さほど問題も無かろう。しかし、世界でも有数の物価の高い‘JAPAN’、そんな都合のよい話しはない。
 最近、この日本にはびこる‘安い’ことへの追求。なんとかマンやらは、公共事業の工事費が安ければ安いほど良いらしい(野良犬の主観、イメージですが)。そーなんやろーか?違いますよね、行政がこん位の価格で仕事してよって頼んでいるのだから(予定価格という形で)、その価格の98%だろうが、近似値だろうがいいじゃん。その価格を割り込んだほうが、本当に、社員や社会に迷惑をかけないで、仕事を遂行できるのだろうかという心配をされたほうがよいのではないかと思う。価格、お金ありきの風潮が、安全第一や確かな仕事を揺るがしているのだと感じる。
 以前、韓国での出来事だったと思うが、デパートが突然、崩壊したり、橋が崩れ落ちたりと建築物の事故があったが、日本も決して笑えない。
 安全神話をある意味取り戻す為には、なんとかマンのように価格ありきではなくて、プロセスや結果を重視しなければならない。
 最近、社長インタビューを多々させていただいているが、老舗の長年の業歴には確かな技術的裏付けが必ずあるものなのだということを強く感じる。その業歴を、公共工事の入札時に評価する法的根拠は無いに等しい。
 企業の新たな創出、一方で老舗の安心感。何事もバランスが必要と言うことか。一ファンである私は、読売巨人軍にも当てはまるなぁと思いつつ、重婚は刑罰になるんだろうかと調べる今日この頃。

                        By 野良犬


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