在独米軍を約3.5万人から約2.5万人へ縮小するとトランプ大統領が発表した。「ドイツが義務履行せず」との理由とのこと。トランプ大統領はお金のことしか考えていないようだ。
なぜ日本に米軍が駐留しているかの理由付けの一つに”瓶のふた”論がある。米中国交回復時のキッシンジャーが周恩来との会談で、”日米安保は日本を抑制している”との話は有名。これをもっと平たく言えば、在日米軍は日本にかってなことをさせないために日本に駐留しているとのことだろう。ドイツ駐留の米軍も一種の”瓶のふた”であることは明確だ。
メルケル首相が「在独米軍を1万人減らしてもいいですよ。ドイツ軍を1万人増やして補填しますので。」って言わないかな。トランプ大統領は慌てるだろうな。言わないだろうけど、メルケル首相をはじめドイツ人はきっと内心そう思っているはずだ。ドイツの高官がちょっとでも匂わすと面白いだろう。
在韓米軍の費用分担でもめたが、近いうちに在日米軍費用の分担比率を上げろとの話がまた出てくるだろう。そのときに「在日米軍の費用を肩代わりするより、その費用で日本自身で防衛努力しますよ。本当に日本が防衛努力していいのですか? ”瓶のふた”論というのもありますし......。」とのような話を匂わせながらアメリカと交渉ができるような日本の政治家はいないかな? (直接的に言ったら首はないだろうけど。) もしいたらその政治家を尊敬したい。
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