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笹井宏之「ひとさらい」うすくみたす

2012-07-11 06:59:18 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
猫に降る雪がやんだら帰ろうか 肌色うすい手を握りあう

情景として浮かぶのは二人で猫に降る雪を心配になって見ている。そして二人は帰りたくない。だから、手を握りあう。その肌色うすい手を。雪が作り出した時間。

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