名作の心

何十年ぶりかで、「走れメロス」を読みました、

以前のように本ではなく、ネットで一気に読んだせいか、

不覚にも涙ぐんでしまいました・・・

若い頃は、それほど思っていなかったけど、やはり最高傑作で、

信じられないことが多い昨今、年とともに純粋さを忘れ、

人を疑うことばかり覚えて、

そして、辛すぎる今だからこそ、どうしても読みたくなった、

絶望の中に、救いを探しながら・・・　

少し、暖かく・・・

雨の少ない12月ですが、特に今年は、ずっと乾燥注意報で、

そのせいか、雨女の私は、だんだん心が乾いてくるようで、

年末ギリギリになって、ネガティブモードです・・・

体調不良ではないので、まだ幸いですが、人知れず気がかりなことも・・・

自分には、腕力も能力もないので、ただ見守るしかなく、

その方が案外うまくいくことも、

あとは、年末になると、よく電化製品が壊れるので、

今年は大丈夫でありますように・・・

年末異聞

年末年始、憂鬱とストレスは、例年より倍増だけれど、

朝は平日より、ゆっくり寝れる、ささやかな楽しみ、

本もいろいろ買ってあるし、ステイホームは普段通り、

お正月番組の期待感がなくなって、久しいですが、

子どものころは、いわゆる名物番組、そして20代までは、

紅白やR大賞が見たくて、働き出してからは、大晦日まで出勤で、

落ち込んだのが懐かしい、今なら録画すればいい、

ただ、そこまでの必要性もなくなり、月日の流れ、年齢とともに・・・

今年も、終盤になり・・・

最近では、唯一落ち着ける月曜日の午前中、ですが時間はあっという間に過ぎて、

天候の方も、年末にはまた寒波がやって来そうで、

それでも、大猛暑よりはまし、というのは少しやせ我慢かもしれない、

もうすぐクリスマス、今年は行事が軒並み中止なので、実感もなく、

もともと帰省する所もなく、悩みも少なく、個人的なもの・・・

そろそろお世話になった人との、別れも始まって、

ただ、以前のように大きな喪失感はなく、慣れてしまったのか、

自分の力の及ばないことは、仕方がないものです・・・

平成の曲、昭和の曲

普通に音楽を聴いていて、自分では何も変わらないのに、

昭和の曲になると、突然違和感を示す人がいる・・・

ジェネレーション・ギャップに唖然として、

少し寂しく思う瞬間、その昔、父の聴く懐メロに覚えたのと同じ・・・?

いいものは、時代を越えて受け継がれるもの、

そう思う私は、昭和っ子、どんなに世の中が様変わりしても、

誰かを思う気持ちは、変わらずにいたいもの、

・・・・・・