every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

Detroit313

2009-03-13 | Detroit
3月13日ということでデトロイトの話を書きたいと思います(313はデトロイトの市外局番……念のため)。

彼の地に行って思ったのは、地元の人たちが街が生んだ音楽を愛していて誇りに思っているということです。

ここで教科書的なデトロイトの音楽の歴史を書いても仕方が無いので、興味のある方は

永遠のモータウン [DVD]永遠のモータウン [DVD]
(2004/11/25)
ドキュメンタリー映画、ファンク・ブラザーズ 他

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こちら『永遠のモータウン』をご覧になるなりしてください。


Abundance

Platinum Pied Pipers『Abundance』(Ubiquity)

アバンダンスアバンダンス
(2009/01/09)
PPP

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"デトロイトの歴史を飾ったモータウン・サウンドを現代的フィルターを通して再提示する"というコンセプト・アルバム。
テンプテーションズやファンカデリックから受け継いだ血が脈々と流れている。
ソウル・ミュージックのニューエスト・モデル。



Moody (Moodymann) - Anotha Black Sunday
Anotha Black Sunday
前にも書いたけれどMoodymannは73年以前のジャズやファンクを今に持ってこようとしていると思う。
73年以前、つまり公民権運動などブラックパワーが高まった時代の空気掴もうとしているのではないだろうか。
ゴスペルやジャズファンクのサンプルを用いながら、ガヤガヤとした雑多なミックスに仕上げているのは"コミュニティ感"の演出なのではないだろうか?

アナログ盤に執拗に拘るのもそこに理由があるでは。



Amp Fiddler with Sly & Robbie『Inspiration Information』



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デトロイトとジャマイカ
確実に接点はあるはずなのにこうガッツリとコラボーレーションというのは珍しいんでは。

これはもう只管に凄腕ミュージシャンによるセッションを楽しみましょうとだけ言い残したい感じ。


365BLAK & NIKO MARKS It`s About Time
Anotha Black Sunday


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この表記はコレがNIKO MARKSのソロに近いというニュアンスなのだろか?
デトロイト・ローカル流通のアルバムらしくアートワークも簡素だし、これマスタリングされてなくない? 音の大きさとか疎らなんすけど…。

が、Galaxy路線のジャズ・ファンク・テクノを求めるならこれでしょう。


オイラは英語力がないので歌詞の意味をそこまで聞き取れないんだけど、ジャケの通りポリティカルな内容なのか知らん?


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