every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

小沢健二 笑っていいとも出演

2014-03-20 | 雑記
メモ、覚書として。

小沢健二が16年ぶりにテレビ出演しました。しかも生放送。
最終週を迎える『笑っていいとも』ならと(何かのついではなく)このために日本に帰国したそうです。


<iframe frameborder="0" width="480" height="270" src="http://www.dailymotion.com/embed/video/x1igfhf" allowfullscreen></iframe>いいともテレホンショッキング 小沢健二 投稿者 oozawasatoru


何年か前のUST(声のみの放送でSKYPE動画は会場のみだった)でメガネを掛けているというのは伝え聞こえていましたし、『我ら、時』のアー写等々で変わってないことは確認できていたんですけど。

改めてボーダーにジャケケットをまとってメガネ姿の"オザケン”を見ると…。当時からの女子ファンの歓声が聴こえてくる思いです。まさに理想の"オザケン"像をなぞって見せているというのは些か捻くれすぎた態度ではありますが、N.Y.を拠点に南米、南アフリカあたりを旅していた前後(因みにタモリとの話はほぼその時の話題)を考えると「丸くなったなぁ」と。サービス精神がより旺盛になったというか。


「さよならなんて云えないよ」の"左へカーブを曲がると…"という件は樋口毅宏の『さらば雑司が谷』でも取り上げられた有名なエピソードですが、それに対する決着というか、改めてちゃんと評価してくれたタモリにお礼が言いたかったのではないでしょうか。「ブギー・バック」が『ボキャブラ天国』タイアップ曲になった経緯にはタモリの「いい曲だね」という後押しがあったというウワサもあるくらいですし。

因みにの「さよならなんて云えないよ」評(オレはこんなに人生を肯定できない)「タモさんは僕のことを理解してくれている!」と満面の笑みで喜んでいたのですが、それは今まで小沢健二がメディア上で見せたことのないような素の表情に僕には映ったのでした。



……で、金曜のゲストは安倍晋三。
アンチ・グローバリズム、反自由主義経済を主張する(本まで自費出版している)小沢健二の次とは何たる皮肉!

改めて動画を見返すと、最後のわざとらしいまでの「えっー」と驚いた表情は小沢流の悪意だったのでしょうか。違うか、それは贔屓目だな。



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