高知の東部で西武戦

東部なのに西武戦って深い意味は無いですけど。
というわけで、オリックス－西武＠高知東部球場での模様です。






大盛況。タダだから？
確かにネット裏はオープン戦でも3000円以上取られますけど。









スタメン。


先発はBsフィガロ－L牧田。






初回、西武は先頭浅村が2塁打、原拓也が送って1死3塁となるもナカジマオカワリが凡退して無得点。

その裏、同じように先頭駿太が2塁打、続くBickeyは四球選んでバルがガツンと2塁打で先制。
さらにDHのD.H.LEEが初球を叩いてセンターへの犠牲フライ。（オ２－０西）
この攻防が最後まで続いたような試合でした。

西武側の若手選手による制球や守備の乱れ、走塁ミスなど拙攻が目立った形ではありました。
負ける側になるときって、そういう敗因は目立つものなのかもしれません。




フィガロは初回こそピンチを招きましたが、2回は三者凡退。
自慢のストレートでなくスライダーばかりを投げて試してるようでした。
ルーキーの海田（かいだ）も、無難にまとめて1軍レベルを勝ち取った形。
3イニング目に2アウトから3連打で1失点するものの、相手の走塁ミスに助けられて踏みとどまりました。


デホの2打席目は完全なセカンドフライでしたが、原が落球したような形で地面にポトリ。

完全に原のエラーに見えましたが、グラブに当たってないようですし記録はヒット。試合連続安打を記録。
ただ翌日の新聞では「セカンドの頭を越すヒットを放ち」という記事になってましたが、
まぁこの時期ですし記者の書きたいシナリオがあるんでしょう。
ただ1打席目の打点をつけるための犠牲フライのバッティングは見事でした。






3番手の塚原はランナーを許してからワイルドピッチなどもありましたが、
後続を抑えて無失点。




オリ4番手には伊原が登場。

重心を落としたフォームでセットのみ、腕もサイドハンドに下げて色々修正して挑んでましたが、
練習試合の3試合5イニングで17失点、結果、監督の怒りを買って強制送還されました。
球筋が綺麗なのでブルペンで見るとよさげなのでしょうが、バッターからすると打ち頃のボールなのかもしれません。
とにかくスピンが弱くて球が軽いのが致命傷みたいです。

この試合も簡単に2アウト取ったものの、西武の林崎に一発喰らってしまいました。
林崎の方こそ、この試合散々エラーをして高知の方々から白い目で見られてましたが、この試合唯一のホームランで観客を沸かせ、
見事、プロらしいところを見せて汚名返上。
それをお膳立てする伊原はただ哀れでしたが・・これ以上恥をかくよりも、もう一度神戸で鍛えなおすしかないでしょう。
ほっともっとフィールド神戸からも近い関西国際大出身ですし、
地元民としては超どん底に落ちた彼でも再び戻ってくることだけの力を期待してますよ。

しかしこの前日の春野の試合で抑えられた菊池遊星ですが、今日5失点したそうで。
Ｂｓとの対戦時は球のキレがよく、緩急をうまく使って、ナベＱもベタ褒めしてたのに。
「打撃は水物」ばかりでなく、「ピッチングも水物」なんでしょうかね。それかキャッチャーとの相性か。




この2日間、打つ方でいいところが無かったT-岡田も、ようやく最終打席でレフト越2塁打を放ちましたし。



ぐっちもベンチにおりました。



伊原と長峰は失点しましたが、無事この週末の練習試合は西武に連勝しました。
蛇足ながら、試合終盤には西武は力一夕一じゃなくてカーター、ヘスマンじゃなくてヘルマンも登場してました。





いちおうこの日を持って高知キャンプは終了。
手締めが行われていました。

が、その後も打撃練習は続いてました。


取り急ぎ、高知の練習試合の模様でした。
この2試合、オリックスの応援団は来ないのが通例でして、逆に西武側は九州の応援団が来ていました。
西武は春野では鳴り物付き、高知東部でも太鼓を使って賑やかにやっていたのに対して、オリ側の攻撃時は随分静かなものでした。
（註１）阪急ブレーブスの名残であるオリックスの内野応援団は来てたりしますが、静かに見守るスタンスの人たちです。
（註２）西武の九州応援団は、西鉄の名残。なので九州独自の応援歌などがあります。

次回、京セラドームのオープン戦もセレクトチケットのパスで見に行く予定です。
フェンスの色、また更に変わってるでしょうかね。
大阪ではまた平日デーゲームでも応援団が交代で来てますので、また雰囲気も変わることでしょう。


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