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価格の裏側を考える事

2006年02月02日 21時09分56秒 | エココラム
エココラムです。

値段の裏側を考える事。

現代はまさに大量生産大量消費の時代です。

郊外型ショッピングモールも、衣類チェーンも利益第一。

フリースが1枚2000円で買えてしまうのです。

週末などものすごい混雑です。

それでも赤字だというのだから、多売薄利の典型的な例です。

モノを安く売るのは企業の1つの使命ですから、安く売ることに異議はありません。

しかし、安ければなんでもいいという訳でもありません。

例えば、環境を考える企業、アウトドアブランド、たとえばモンベルやパタゴニアのフリースは大体1万円ほどします。

単純に考えて5倍の価格です。

コットンのシャツにしても、量販店では1000円も出せば買えてしまいますが、賢い企業では6000円ほどはします。

なぜこんなにも価格が違うのか。考えてみた事ありますか。

例えば素材が違います。

世界で使われる農薬の25%はコットン栽培のために使われています。

それらの農薬は周辺の自然環境を悪化させ、生態系を乱します。

賢い企業、例えばパタゴニアのコットン製品はすべてこういった農薬を使わない無農薬コットン「オーガニックコットン」を使用しています。

もちろん農薬を使った方がコストの面でははるかにいいです。

それでもオーガニックコットンを使う。もちろん環境のためです。単純に利益だけを追求するのであれば、そんな事はしないはずです。

イヴォン・シュイナードはオーガニックコットンへの切り替えを検討する会議でこう言ったそうです。

「どの道、この事実(コットン栽培に使われる農薬の事実)を承知の上で製造を続けたら我々は破滅する。いこう、オーガニックでいこう」

また、賢い企業はシンプルになります。

沢山の種類の製品を作ればそれだけ無駄が多くなると言う事。

現在、パタゴニアの製品数は男性用、女性用、子供用などすべて合わせて約150。

参考として、ユ×クロは男性用だけで約300。

この数字を見ただけでも企業の環境に対する姿勢が垣間見えるのではないでしょうか。

企業からものを購入すると言う事は、選挙と同じ「投票」です。

賢い企業の製品を購入する事でそれが投票となり、賢い企業は成長します。やりたいことができるようになります。

しかし、目先の安さが勝負の企業の製品を購入すれば当然、そういった企業が成長します。

農薬たっぷりのコットンを使う事で破滅する事が分かり、それを防ごうとする企業と、それを知りながらも知らないように振る舞い、目先の利益だけを追求する企業。

現代が産業革命の直後であれば目先の利益だけを追求する企業もいいでしょう。

しかしこれから世の中に必要なのは間違いなく「それを防ごうとする」企業です。

安ければ買う、この意識を改め、なぜ安いのか価格の裏側を考え、環境を破壊する事で安く提供できている商品であれば買うのをやめる。

そうやって賢い企業に「投票」する事がこれから重要なのだと思います。