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夢のきざはし

書は言を盡さず 言は意を盡さず

指先から行く先を。

2008-02-29 23:50:59 | 駄文

本当は何の用事があるわけではなくて、ましてや目的なんてありはしないのだ。
有るはずの無いものへ辿り着こうとするのはいつものことだ。
指先で矢印を操って、繋がっている様で繋がりのない行く先へと流れて流れて流れて行く。
ただそうやって潰しているのは時間だけじゃなく、無いということを視てしまう眼も潰している。
そのためにぐるぐると矢印は廻る。無いなんて、知らないつもりのまま廻る。


でも本当は
有るはずの無いものを見ようとする眼をこそ潰さなくてはならないんだ。
そうしないといつまでも私は此処から出られない。


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ここにいるよ。

2008-02-21 23:38:21 | 駄文

それは聞いて聞いてとせがむものではなくて
無論見てよ見てよと押し付けるものでもなく
ただ其処に、消えずに在り続ける。
引き寄せるほどの気概はなく
押しやるだけの潔さもない。
ただ刻が、、その長い距離で均してくれるのを待っている。
何処にも行かずに待っている。
何処にも行けずに、待っている。

結局自分から何かしようということは無いわけだが。至極受動的。
でも本当は受動的というより、消極的。
待っていると言いながら、均されてしまうのをどこかで拒んでいるのだから。


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違う。

2008-02-17 00:43:12 | 駄文

あたしは何を見たいんだろう。



それは違うのに。




違う『それ』とは何なのだ。
見ているそれか。
見るという行為そのものか。


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間違いの入る余地。

2008-02-04 22:48:35 | 駄文

探し当てたものが間違いであっても
何処にも辿り着けないよりは救われるんじゃないかと少し思う。
間違いの入り込む余地さえ無いほどの、塗り潰された視界より
その時ばかりは、まがりなりにも見る先があるということだろうから。

間違ってはいないと差し伸べられる手はないと知ってはいるが
塗り潰された視界の中に何かを視ようとして眼を眇めてしまうのだから
仕様が無い。

はたして区切りたる果てはあるんだろうか。


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嘘吐きの荷物。

2008-02-02 21:58:14 | 駄文

その場凌ぎの嘘は、つまずきそうな石をとりあえず避けとく為のもので
避けた石はそのときだけ見えなくなるだけで勿論消えてはいない。
後ろにひょいと避け、次もひょいとかわし、次々後ろへ、後ろへ―――

消えない石は己が影に潜み知らぬ間に身を重くする。
引き摺られ重みに足が動かなくなるのなんて時間の問題だというのに

なんでそんな分かりやすい嘘をつくんだ 飽きもせず。
私は溜息をつくのも厭きたというのに。


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