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夢のきざはし

書は言を盡さず 言は意を盡さず

波長。

2009-06-19 16:18:24 | 駄文

それは形であったり旋律であったり、或いは歩むその幅であったり
同じものなどないのだと、知っている。いつも
分かっているから向かい合える人と
分かっていても一緒に居られない人と
それは僅かな波長の狂いなのだけれど
苦痛なものは苦痛なのだ。
相容れぬものを、無理に容れ込もうとしても無理なものは無理なのだ。
あちらにもこちらにも、何かを変える気は無いのだから。

オトナなので、静かにやり過ごす術ばかり長けてゆく。
はー。


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影踏みの影の底。

2009-05-31 15:12:45 | 駄文

いろいろと整理をしようと重い腰をあげ、よいせと覗き込んで見てみれば
なんか無駄に長くてげんなり。
過去というものは無駄と徒労の羅列である。
げんなり。(笑)

そしてそのうちにそのうちにと連続した現在が連なり
またも無為な羅列が続くのだ。
ううん、進歩が無い。


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シグナル。

2009-05-25 07:42:11 | 駄文

わざとなんだろうか。
何処かで、気付いて欲しいと思っているからシグナルを発し
気付かせまいと思って明かりのひとつも洩れないように全身で覆い隠す。
発し、隠し、明滅を繰り返す。
しかしそれさえ、ただのポーズなのかもしれない。
それでも


気付かないで。
気付いて。
だが、出来れば


これ以上、この灯を点けさせないでくれ。


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重なる輪。

2009-05-19 09:06:58 | 駄文

私の持つ輪と、彼の持つ輪はぴたりと重なることは無い。
むしろ何処が重なっているのかと
ぐるりと辺縁を廻って見ないとならないくらい触れる部分が見つからない。

ただ、時々
ああ、こういうところが同じだから、並び立つことが出来るのかもしれないと
思うことも、まあ時々
多少時々。

要は価値観なんだろう。
私は表面的には、他者に合わせるほうが楽だからだいたい他に歩調を合わせるけれど実際のところは根本では大して譲ってない頑固者だから、最後の譲らない部分が、というか其処だけ重なっていれば充分なのだ。

多分。(笑)


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露の世は。

2009-05-10 18:03:52 | 駄文

タイトルコンプリート!(謎)

また余計なところに腐心してからこんばんは。
相変わらず深い意味は無いタイトルですから。お気になさらず。

私には
世を嘆くほどのことはなく
身に降るものは触れては消えるものばかり
確かに視えていたと思うものも
知らぬ間にもう在りはしない。

嘆くものなど、在りはしない。
流れる景色を眺めていれば、消えてしまうのも瞬きのうちのこと。
無いと思うも、易いこと。


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