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夢のきざはし

書は言を盡さず 言は意を盡さず

日のあたる場所。

2004-06-22 00:00:00 | 過去百景

顔を背けて歩いていたと思っていたのに
手順を踏んで、形を整えて、なぞるように線の上を歩くだけで
それだけで少し前を向けるものだ。
ただ単に、私が単純なのかもしれない。

形から入る。形に引き摺られる。
それは多分良策ではあるのだろう。
実際、少し楽な気がするもの。


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分かり易く流し易く。

2004-06-13 00:00:00 | 過去百景

昨日の雨は嘘のように、終日晴天であった本日。法事だった。
疲れた(ぐったり)。


データを纏めていた文書をさあもう一歩進めていこうかというところで
駄目になった水曜日(セカンドオピニオンてなにさ!)。
別の別のと探して探して無駄に時間の過ぎていった木曜日。
焦って探しつつ別の提出書類が出現し急いで作成・提出した金曜日。
白紙に戻った件の文書の提出は、今週金曜日。
ちなみにワタクシ、OLさんでは御座いません(やってることは近い気もするけども)。

疲れるよねえそりゃあ(乾笑)。
最後にどっと本日疲れて、おわ、らない。









こんなふうに
具体的で分かり易く、そうして格好悪い事象の羅列が本来の日記というものなんだろうか。
読み返すと眉間に皺が寄ってくる。
それでも結局書き変えないのは、これは
自虐?(阿呆)。


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始まり。

2004-06-06 00:00:00 | 過去百景

雨の気配に外を見た。
屋根を打つ音は無く、家々の色も乾いている。風は、どうだったろう。

暫くぼんやり眺めていたら、ちゃんと雨が降ってきて
緩く景色を塗り替えていった。
私の勘もそう鈍いものじゃないらしい。
でも何で分かったんだろう。雨の匂いでもしたかな。

昨日までよく晴れていたからか。
ならこれから増える水嵩にじきに沈んでちゃんと鈍くなるかもしれない。
自分が鋭さと縁の無いところに位置しているのは知っている。
梅雨が明ければ灼けつく日差しに更に感覚は熔けていく。


ところで胃が気持ち悪い(うおえ)。
夏だねえ。


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背中。

2004-05-31 00:00:00 | 過去百景

自分が凄く依怙地なのは解ってる。
でも気紛れに伸びてくる手を嬉しがる振りは出来なくて、だって振りは振りだし
振りをしておけば丸く収まるのも知ってるけど依怙地だから出来やしないんだ。

何を重ねてきたからこうなんだろう。
こんな、硬い背中しか向けられないような。



早く、浮上していると自分に言い聞かせられるくらいの波が来ればいい。
今は低くうねる波音だけしかそばに無い。


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麻痺。

2004-05-26 00:00:00 | 過去百景

毎日淡々と過ぎていくのに、時々
気持ち悪いほど生々しい。





感覚は段々と鈍くなるものだ。
埋もれて、擦れて、均され平面になっていく。
でもでこぼこしてたんじゃあ、多分すぐに息切れする。

滑るように進める平面と
まろび息切れるでこぼこと


どちらがいいかは分からないけれど。


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