回向(えこう)

2007-09-03 | 日記

会社の仲間の一人が重い病にかかっています。

見た目は普通に動いていますが、病院に行けば事足りるような容態ではありません。 場合によっては命にかかわる事も。

現実的な方法以外でも、なんとかしたいのです。

自分にはきつく当たることもあるけど、そんなのは関係無いです。

一人で祈ってみるけれども、物足りない。

うーん、どうしよう。

話を聞きますと、過去にいくつかの不徳な行為をしたと言っていました。
( ぜんかがあると、打ち明けてくださいました。  肝臓の病であるとも。 20代前半で視力低下、肌の色がやや浅黒くなってしまっているよう。 言動と外観から一見すじ系と錯覚しそうになる方はいるのかもしれません。   )

徳が多くはないのかな ?

さらに、うーん。

もし、徳分が足りないということならば、徳を送ればいい。

そうだ !

大変お世話になっている方が回向(えこう)をしているのを目の当たりにしています。

そうだ ! 回向だ !

しかし、回向を生きている一個人に向けてするというのは、経験がありません。

幸い僕は般若心経を学生時代から唱えていた時期があり、暗唱することができます。

写経もしたことがあります。 般若心経と観音経についてです。 般若心経の写経100巻が必要ならと、その分は書いたような。 その前後も。

もし、般若心経が抹香臭いという方がおられましたら、これまでの見聞きした体験がそうさせたこともあるのでしょうから、異論はありません。
内容は、生きている人にとってとても重要なことが書かれている、人間の根本的なことについて書かれている、というのがわたくしの心経への見方です。
あの世の人の為にだけ、また、向けて書かれているというのではありません。
これは、経典共通にいえることです。
   

写経体験について少々・・・

写経をした時はそれこそ抜け出したいと必死でした。

しかし、期待するようなものはすぐには表れず、いつしか忘れ去りました。

わたくしにとって、当時の読経や写経は意味がなかったのだろうか ?

長い目でみて、今の自分はどうなのだろう。

今晩から心経を回向していきます。  いつものに足すだけです。

自分が助かりたいからと唱えるより、大切な人のためにならば、読経に張り合いが出てきます。

たしか、「はだしのゲン」 の ゲンは、ご供養するのにお経を覚えて、唱えていました。

ゲンが唱えたのは短かかったから、般若心経であったのだろうか ?


お話しを戻します。

・・・助かって欲しいという気持ちはありますが、こればっかりはどうなるかはわかりません。

期待しないで唱えるというのではなく、期待はするけれども、「御心のままになさしめたまえ」も心の片隅には入れておきます。

ここで・・・

「般若心経」は仏教で、「御心のままになさしめたまえ」はキリスト教ではないのですか ?

一神教の神でも多神教の神でも、仏様でも、イエスさまでも、根底を流れるもの、言わんとしていることは皆同じというのがわたくしのとらえ方です。

仏陀が説いたことでも、イエスさまが説いたことでも、後世の人間によって色付けのような事がされていない、付け足されていない、歪められて ? いない純粋な部分は「同じ」 というのがわたくしの考えです。

純粋なところは同じだが、その純粋な周りに風土や求められた時代のもの、人間の欲する、求めるものにより様々に着け足されていき、あるいは変化し、それが独特のものを持って、手にし、目にし、耳にするものが、こん日の姿であると思うのです。

ですから人間を介して、人間が携わったのならばそれにより、不純なものも混在しているのかもしれない。 また、人間が携わったとはいえ、洗練されたものが入っているものもある ? 一部の方の知るところです。


ある人はかみほとけを光りの存在であるといいます。

光りの存在であるのならば、ちがいはないと。 偶像崇拝というならば、光りの段階にも光量のちがいがあって、それぞれが人間達にわかりやすいように名乗り、また、姿を必要に応じ変化させ、現しているとしたら。

光りの存在の持つ意志や願いがおのずと個性のようなものになって、姿で表されるとしたら。

仏教では天部、明王部、菩薩、如来部とありますが、それぞれは発する光の強さがちがう ?

こういう例えばどうかもしれませんが、太陽のような恒星でも眩しく輝きますが、各恒星の光りの強さは違います。 同じまぶしく輝く恒星でも、太陽系の太陽より光量が弱い恒星があれば、強い恒星もあります。

人間は魂が、肉体という衣をまとっているものだとしたら。
魂の核は同じで、そのまわりに不要なものが付着していて、さらにそれに見合った肉体で覆っているとしたら。
核に同じ輝くものがあるとしても、それに付着しているもの、肉体により、発するもの、見え方が違ってくる。
核に同じものがあっても、国によって、住むところによって言語、習慣、風俗、文化、思想、肌の色、体格、顔つき、考え方、性向、宗教とそこからくるもの・・・、ちがってきます。

魂の核にある輝くものは同じ、だけど、そのまわりにあるものがちがうので、見え方は全くちがってくる。
まわりにあるものがちがうので、発するものがちがってくる。

お不動さまや観音さまは肉体はないけれど、見え方や発するものは、ちがう。

やり方のちがいについて
くるまという物をつくるのについては、各企業、各国によってつくりかたに違いや差は出てきます。
あるところではこのやり方が最高だ、としても、別のところでは、いやちがう、こっちのほうが優れているですとか。
手順も大勢で同じものをつくる方法か、別のところでは少人数で丁寧に時間をかけて価値が高く秀でた性能のものを少数台つくるか。
トップにしても、「わたしはこれが第一です」と言っても、他のトップはまったく別のものを掲げて「これが第一です」という場合があるのかもしれない。
世界で規格は統一されているところもあり、共通する部分はあるものの、つくるのにあたっての方法、マニュアルの書式、言語、つくる順序、つかう道具、材料、材料の調達源・・・。 それぞれが、それぞに見合ったやり方でつくっていきます。

以上は時代によっても異なります。

またトップについても、創業者の偉業を継承していきつつも、必要に応じて創業者のやり方について足したり、一部を変えたり。

でも、出来上がるのは、くるまであるのに変わりはありません。

こんな事をいうのはおこがましいかもしれませんが、イエスさまとお釈迦様が人間達に発するもののちがいがあるとしても、ましてや挙げるものや方法がちがったとしても、真に言わんとしていることは同じではないかと思うのです。

仮に、イエスさまとお釈迦様が地上で肉体を持って出会ったとして、「あなたはここが間違っているここがちがう」、「あなたの言わんとしているのは、私には理解できない」などと、口論するとは考えられません。
お互いに争いを最も嫌いとする存在が、争いをするなどとは考えられません。
争いをしない、という根拠は同じのはずです。
人の事を思う、大切に思う根拠は同じのはずです。
差別をしない、憎まない恨まない蔑まない、仕返しをしない、人に与えること。
人間に対して同じ目的を持ち、あたたかく見守り、手を携えていくような気がしてならないです。
よーく見てみれば同じことを言っているのに、別のものでココガチガウカラと惑わされてしまう。
聖人や聖者達は洋の東西、時代を問わず皆共通して同じことを言っているはずです。
みんなうすうす気付いてはいるけれども、何かの垣根でもあるのかそれとも、とにかく相容れるのに抵抗する。 過去の人達がそうしてきたこともあります。



・・・このように書いてはまいりましたが、この世界について定まった観念を持たれている方であれば、その観念により受け取り方は様々であると存じます。

肉眼で見えるもののみ信じるというお方にとっては、滑稽ととられるところがあるのもしれません。

それはそれで、そういう見方があるのですから異論はありません。

なかば半強制的に信じなくてはいけない、信じるベシと強要するのは苦手です。


「般若心経」が洗練されている部類に入るのだとしたら、昔から日本人達より篤く、広く迎えられているのも判ります。
それから、先に挙げましたやり方ではないですが、特に日本における方法の一つでもある ?


回向  願わくばこの功徳をもって普(あまねく)く一切に及ぼし・・・




回向について 説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9E%E5%90%91

般若心経について 説明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AC%E8%8B%A5%E5%BF%83%E7%B5%8C





110605

OKWave
http://okwave.jp/qa/q4285555.html
http://okwave.jp/qa/q1379289.html


Health Information Association of Japan
http://www.sm-sun.com/kenkou/mukumi/zinzou.htm




110605
190106 19:41







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https://blog.goo.ne.jp/whitsunday_third/e/〔090127〕
、依り代になる肉体たちを消滅、あるいは壊してシマッタ。

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 ( https://ejje.weblio.jp/content/crisis )

「 こういう人たちが精神病として扱われた場合は悲惨です。 大ゲサにいえば、キリストをはりつけにするような愚かな行為といえるかもしれません。 」
「 今の社会システムはこのような規格はずれの人を否定するメカニズムが働いているようです。 現在、世界を支配している精神は、このような高次の意識の目覚めを望んでいません。 」

キリストをはりつけにするような愚かな行為...

https://www.google.co.jp/search?q=磔
https://www.google.co.jp/search?q=Christ Crucifixion







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 ぐうぜんにも操作NO指がスベッテシマイ。    ..マタデスカ
 ...http://www.youtube.com/watch?v=sFXGrTng0gQ

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 Laputa でましたので  プロモ
 ...http://video.ultra-zone.net/w/8Ma65PO4kiA   [ 公開日 1984年3月11日 ]
 ..[ .海嘯 ] [ 風の谷のナウシカ#あらすじ ]

[ https://ja.wikipedia.org/wiki/東北地方太平洋沖地震 ]


https://blog.goo.ne.jp/mission_y/d/20200228


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https://www.google.co.jp/search?q=観音信仰  御利益

https://www.google.co.jp/search?q=観音 観る

https://www.google.co.jp/search?q=抜苦与楽 南無観世音菩薩

https://www.google.co.jp/search?q=心経奉讃文

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https://www.google.co.jp/search?q=神社 ライブカメラ



地元 鎮守   〔..挿絵....(..postcard..)...

[ 菅原神社   拝殿 / 画 上田博昭 様 ]   ( 筆者 若干 arrange )





[ 同. 鳥居   桜 / ペン画 上田博昭 様 ]



201112 16:09





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