自由をつかみますように 07.2.14記

2007-04-04 | Weblog

自由をつかみますように
2007-02-14 02:44:31 / Weblog

新谷かおるさん原作の 「エリア88」 というDVDを借りてきて見ました。
この作品は、2004年のTV放映時に見ています。
再度見ることで、ストーリーと主人公 風間真(シン)の心情に触れてみたいと思ったのです。
TVシリーズについては、原作ファンからのシビアな批評があったようです。
僕は原作は読んだことがありませんので、TVシリーズについて書いていきます。
主人公の風間真という人は、親友の妬みから陥れられて、強制的にある国の最前線基地エリア88に送り込まれてしまいます。 日本へ帰国する為には、非常に厳しい条件をクリアしなければなりません。 最前線基地ですから、そこで生きていける保証などありませんし、生きて帰れるのかどうかも判りません。 そのエリア88を舞台に、日本に帰る日を夢見て真が戦闘機のパイロットとして生きていかなければならない哀愁を主なテーマとして描かれています。

戦闘機が活躍するシーンではCGが多用されていることもあり、迫力があります。
でも、BGMのリズムに乗って敵が撃墜されるシーンでは、「ヤッター」という気持ちにはなれません。 敵とされるパイロットは冷たいような風貌で描かれていますが、同じ血が流れている人間です。 どうして同じ人間、そういう意味では仲間同士で命の取り合いになるのか。 命の取り合いになる理由、背景などは見ている間はかき消えてしまい、どうして ? と不思議な気持ちになります。 縁が事なれば兄弟になっていたかもしれないのに。 そうではなくても同じ地球という星に生まれた仲間ではないのか ?

風間真は、生きていく為には戦闘機に乗って撃っていかなければなりません。
主人公は、敵を撃って笑顔を見せる場面は、たしか無かったと思います。
元々は旅客機のパイロットになるはずでしたから、人の命を奪うなんて本意ではありません。
哀愁から来る表情には、そんなことも含まれているのでしょう。


エリア88での戦闘機乗り達は身体の自由はきくものの、皆見えない鎖でつながれており、本当の自由はありません。 それから、戦闘機のパイロットといいますと晴れやかで格好いいイメージがありますが、その裏には常に死と隣り合わせであることの恐怖を携えています。

風間真は、見えない鎖を断ち切って日本に帰ったあとも処理しなければならない、達成するべき事があります。

僕は風間真のように格好の良い人間ではありませんが、TV放映を見ている間は真の気持ちに共感していました。

本当の自由を得る、処理していかなければならないという事については、重ね合わせてみているところがありました。

この作品についていろいろな風評があるとしても、作品の制作者が表現したかったであろう風間真の描写については、見事に表していると思うのです。

実際の戦闘機乗りでも、いざとなりますと自分の命がどうなるかはわかりませんから、気持ちのどこかに死との恐怖と闘っている自分があるのかもしれません。

さらに願っていることは、やはり平和な世の中が来て欲しいということなのでしょう。
皮肉なものです。 平和を願う者が、人の幸せどころか命まで奪ってしまう。
いつも報復と応酬の繰り返し。
結局、この報復と応酬が平和から遠ざけているのではないだろうか。

個人の問題としては、これについてはどうなのだろうか。

どうすれば、解き放たれた本当の自由が得られるのだろうか。

「エリア88」では、TVシリーズでは争いの悲惨さがもたらすものをも表しています。

ここに出る風間真の目、表情、セリフ、願い、困難に立ち向かっていく様子には惹かれるのです。

もし “エリア” の中でもがいておられる方がいらっしゃいましたら、飛び立って行っていち早く自由になられますように。

解き放たれますように。
真の自由をつかみますように。




エリア88 解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A288








[ 記事 END ]



[ FORM ]



己がよく視聴します、主な地上波TV放送局 & BSデジタル放送局様

NHK  Eテレ  日本テレビ  テレビ朝日  TBSテレビ  テレビ東京  フジテレビ         ..左記、良い番組の提供、ありがとうございます。

BS1  BSプレミアム  BS日テレ  BS朝日  BS-TBS  BSテレ東  BSフジ  BS11  BS12   同上であります。


関東圏、放送局様 地上波 1/2   関東圏、放送局様 地上波 2/2    BSデジタル放送局様 代表一覧


――――――――――――――――――――――


http://blog.goo.ne.jp/mission_y/d/20160207

ハーフ、クォーター...  骨格、体型。 肌、髪、瞳の色、等々。
北方、南方系、海外、大陸との交わり。 時代が下るにつれ...

http://blog.goo.ne.jp/mission_y/d/20160824

http://blog.goo.ne.jp/mission_y/e/ 151226

http://blog.goo.ne.jp/mission_y/e/ 160826

( https://www.google.co.jp/search?q=鳥居  )

http://blog.goo.ne.jp/mission_y/e/ 160826



http://blog.goo.ne.jp/mission_y/e/ 160919

http://blog.goo.ne.jp/mission_y/e/ 160921

http://blog.goo.ne.jp/mission_y/e/ 160921



http://www.rosetta.jp/fu-un/041116.html

〈 " 禁足地、入るべからず " 〉
http://web.archive.org/web/20130410010329/http://youkey.hanagasumi.net/zatudan/zatudanpage/z-09.html


http://www.wa.commufa.jp/~anknak/kyoukun222.htm







https://blog.goo.ne.jp/whitsunday_third/e/〔090127〕
、依り代になる肉体たちを消滅、あるいは壊してシマッタ。

https://blog.goo.ne.jp/mission_w/e/〔121005〕
 ( https://ejje.weblio.jp/content/crisis )

「 こういう人たちが精神病として扱われた場合は悲惨です。 大ゲサにいえば、キリストをはりつけにするような愚かな行為といえるかもしれません。 」
「 今の社会システムはこのような規格はずれの人を否定するメカニズムが働いているようです。 現在、世界を支配している精神は、このような高次の意識の目覚めを望んでいません。 」

キリストをはりつけにするような愚かな行為...

https://www.google.co.jp/search?q=磔
https://www.google.co.jp/search?q=Christ Crucifixion







https://blog.goo.ne.jp/mission_s/d/20110216
 ぐうぜんにも操作NO指がスベッテシマイ。    ..マタデスカ
 ...http://www.youtube.com/watch?v=sFXGrTng0gQ

https://blog.goo.ne.jp/mission_s/d/20110302
 Laputa でましたので  プロモ
 ...http://video.ultra-zone.net/w/8Ma65PO4kiA   [ 公開日 1984年3月11日 ]
 ..[ .海嘯 ] [ 風の谷のナウシカ#あらすじ ]

[ https://ja.wikipedia.org/wiki/東北地方太平洋沖地震 ]


https://blog.goo.ne.jp/mission_y/d/20200228


―――――――――――――――――――――――――

https://www.google.co.jp/search?q=観音信仰  御利益

https://www.google.co.jp/search?q=観音 観る

https://www.google.co.jp/search?q=抜苦与楽 南無観世音菩薩

https://www.google.co.jp/search?q=心経奉讃文

―――――――――――――――――――――――――



https://www.google.co.jp/search?q=神社 ライブカメラ



地元 鎮守   〔..挿絵....(..postcard..)...

[ 菅原神社   拝殿 / 画 上田博昭 様 ]   ( 筆者 若干 arrange )





[ 同. 鳥居   桜 / ペン画 上田博昭 様 ]



201112 16:09





この記事についてブログを書く
« 自分が自分を 06.9.28記 | トップ | 言葉がこころとからだ、行動... »

Weblog」カテゴリの最新記事