inorganic organism

(主に)人形写真つき日記ブログです。

揺籃

2011-02-24 | 本を読む日々

 

引き続き梅!・・・・・・に行く前に小休止。

2月が短すぎて焦ります。

 

「アンのゆりかご~村岡花子の生涯~」を読みました。

日本で初めて赤毛のアンを翻訳した人の伝記(っていえばいいの?)。

近くにあるんですよ。村岡花子文庫。

 

日本初のアンの表紙はなぜか金髪美少女でした。

どっちかっていうとアリス・・・・・・?


ピーマンはあと10個あるよ。

2010-08-22 | 本を読む日々

ピーマンの挽肉詰を作ったのですが、あれは、
そうとう大きいピーマンさんでないと非常に効率が悪いですね。
実家の畑で作ったやつ(小型)でちまちま作っていたら
途中で、きーーーっ!となりました。
もうピーマンと挽肉の炒め物で良かったんじゃん!
構成成分おなじじゃん!



『アルバトロスは羽ばたかない』をよみました。
ここ3ヶ月くらいで読んだミステリーの中では、
いちばん面白かったのでメモ。
えーちょっとそれはズルイ、という表現もありましたけども。

『七つの海を照らす星』の続編なので、
1作目からセットで読むのがお勧めです。





アニメとかドラマとか読書とか

2010-07-02 | 本を読む日々

「四畳半神話大系」が終わってしまいました。
辛い木曜日のたのしみとしていたのに……

映像化に伴って文庫カバーが新しくなっていて、
旧版を持っているのですが、
あわよくば中村版カバーに買いかえたいと思う次第です。
根がエコなのでむずかしいのです。
だれか読みたいという人はおられないか。
乙女もハードカバーを持ってるのですが、
こちらは場所をとるので文庫にしたいのです。
根がエコなので以下略。


「絶対零度」も先週終わってしまって、
科捜研のメガネの人に恋していたのに失恋です。
辛い火曜日の以下略。

お話は決して面白くなく(……!)
毎週見てるのは上戸ちゃんファンと私くらいだったと思いますが。
それでもあー早く証拠品出てこないかなー
聞き込みはいいから遺留品プリーズ!
みたいな不埒な気分で毎週観ておりました。
科学捜査メインでスピンオフ作らないかなぁ………


             *


なんの脈絡もない、ここしばらく読んだ本の記録。

・ペンギン*ハイウェイ(森見登美彦)
・ゴーストベイビー(白倉由美)
・五龍世界(壁井ユカコ)
・渡りの足跡(梨木香歩)
・鉄の骨(池井戸潤)
・春狂い(宮木あや子)
・ひとり暮らし(谷川俊太郎)
・百年の孤独(ガルシアマルケス)
・蒼林堂古書店へようこそ(乾くるみ)
・Nのために(湊かなえ)

あとは諸々の実用書。
さつじんじけんの本月間はしばし中断。




とりあえず積んでおく

2010-06-28 | 本を読む日々

図書館で予約していた本とか、
店で取り寄せしていた本とか、
人からお借りした本とか、
一気に手もとに届いてしまって大変なことに。


買ったやつはいいんですけどね。
借りてるのはさくさく読まないとね。
仕事をしている場合じゃないんだ!

図書館がある限り住民税に文句は言わない


そういや週末出かけられなくて、
アニバプチはまだ入手してません。
……そんなすぐになくならないよね??




偏食気味

2010-05-26 | 本を読む日々

やたら疲れました。。。まだ水曜か

なぜこんな消耗してるんだ。
新人さんの若さに圧倒されておるのか。

             

積読本消化のため、2週間くらい
やたらさつじんじけんの本ばっかり読んでました。
まだ読むつもりのさつじんじけんが溜まってる………ε= (´∞` )


「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」も合間に読んだよ。
とても癒されました。

挫折する日々

2010-01-14 | 本を読む日々

日常にエンターテイメント性を取り入れよう、と、

「今日電車で近くに座った人が読んでた本を、
自分が次に読む本とする」
(エッセイストか作家の誰かがやってたゲーム(?))

と決めて乗車したのですが、

お隣だったオジサマ(推定50台前半)の読んでいたのが
某作家の某ベストセラー恋愛ハウツー本で、早くも挫折しました。

内容の一部と版型とでようやく本をつきとめたのに。
※車内では書店カバーでタイトルが見えなかったのです。


二兎しか追わぬものは一兎も得られないんだそうです………

おとなしく積読本消化します………






つらつらと。

2009-11-16 | 本を読む日々
葛野盛衰記(森谷明子)を読む。
ミステリーじゃないのね、とおもったら
そもそも発表媒体が時代小説誌でした。
「七姫幻想」に印象が近いかんじ。

長岡京あたりの歴史にわくわくしてしまう人におすすめです。

「千年の黙」の続編はまだかなぁ。。
年内って聞いたけど延期もよくある話なので
ほどほどに期待して待ってます。。年末にでたらいいな。


午前零時のサンドリヨン(相沢沙呼)を読む。
シンデレラでなくサンドリヨンでなければいけない、
そんなセンスのむずがゆさも含めて青春!という感じでした。
表紙が可愛いくて正解ですねー
今ではもうアッシェンだろうがサンドリヨンだろうが同じですが
むしろ人口に膾炙した「シンデレラ」が一番だと思ってますが
サンドリヨンでなければならないと思っていた時期は確かにあった。
共感して恥ずかしがってくれる人がいたらとても嬉しいです…



初恋ソムリエ(初野晴)を読む。
表紙とタイトルをちょっと裏切る内容。
日常の謎を絡めつつ吹奏楽部の部員をちょっとずつ増やしていく
ミステリ短編~中編連作。
「退出ゲーム」続編。
部員が揃うまでシリーズを続けられるな……

関係ないですが、作者と同郷なので舞台になってる高校が
私の出身校か姉の出身校のどっちかだろう、と前作で思ったのですが、
今作ではっきりしました。すっきり。


そのほか修道女フィデルマしりーずとかちまちま読んでおります。
痴情のもつれがひどい(ねたばれ??)ので、
続きを読み進めるか迷いどころ。。
主人公のフィデルマはきらいではないんだけども。


それから王朝百首が文芸文庫で復刊されたので購入しました。
文庫の癖に高いけどいいの。
本棚にならべておけるしあわせをありがとう。
声に出して読みたい日本語です。



本をまつ日々

2009-10-05 | 本を読む日々

「追想五断章」(米澤穂信)を読む。
手堅くまとまっていて面白かった。


yomyom最新号に載っていた十二国記の中篇を読む。
陽子はどこーーー!!
音沙汰なしよりは100倍くらい良いのですが……
こう……いまいち華がなかったです……

同じ号にイーユン・リーのエッセイが載っていて、
「Vagrants」が早く読みたいなーと思って、
ペーパー版なら安いなーと調べてみたのですが、
中国を舞台にした英文を読むのは2重にしんどい駄目な子なので
おとなしく翻訳を待とうと断念しました。
新○社さま、ちゃんと買うので早く訳してください……


ついでにサラ・ウォーターズの新作も早めにお願いします。。
こんなとこに書いてもなぁって感じですが。



ミステリーな日々。

2009-08-29 | 本を読む日々

なんとなく買っているブックマークが、
中途半端なコレクションをなしております。

実際にはカバーとかもともとついてる紐とか
その辺にあるメモとかでマークするので、
ちゃんとした栞はほとんど使ってません。ムダ……


『少女たちの羅針盤』水生大海
群像劇っぽくなっている過去パート、
4人の視点移動がちょっとわかり辛くて読みにくいかな?
それ以外には、最後まで真相が分からず面白かったです。
軽めに読めて、ミステリー以外の要素もそこそこ面白くて
けっこうお勧めです。


『リバース』北国浩二
3/5くらいでメインのトリックと展開が見えて悲しい。。
それと、フィクションにおける適度なご都合主義を愛する私が
閉口するくらいご都合主義。
でも、2時間ドラマの脚本にしたらたぶんはまって
できの良い部類のドラマになると思う。


『完全恋愛』牧薩次
よくできたお話でおもしろかったです。
「いや、そこは気づけよ!」とつっこみたくなりましたが。


最近ミステリーばっかり読んでいるので、
それ以外の小説の読み方を忘れそうです。。



すてられないの。

2009-07-29 | 本を読む日々

本棚がだいぶまえから決壊していて
ベッドに本置き場が進出してきてます。
掃除しづらいのぅ……なんとかせねば。


宵山万華鏡はちょうど祇園祭の時期に読みました。
というか発売時期じたい祇園祭あわせだろうな。

面白かったです。
同期の間で回ってますが、おおむね好評です。

なんだか可愛らしい装丁なのでちゃんと買ってみました。
……ということが良くあるので、
電子書籍が広まっても紙媒体はしばらく絶滅しないだろうな、
と思う次第。




ついでにベッドにはベッツィーも一人。
癒される


サラダの日

2009-07-06 | 本を読む日々

こんばんは。

サラダ記念日なので(というわけでもないのですが)
サラダをもりもり食べました。


人から借りっぱなしの某「1Q84」を読まねば、と
かすかに焦っているのですが、
ひたすら眠かったり他の本が溜まっていたり。

千年の黙 異本源氏物語が面白くて、
著者のほかの本にも手を出しております。お取り寄せ中。

もともと王朝ものが好物でコージーミステリー好きなのです。
サブタイトルのとおりの登場人物なのですが、
小野宮実資がいい味を出してます。
続編がたのしみです。

厭な小説も読みました。
とっても厭な感じでした。
ほんとうに厭だからたぶん読んでみるといいと思う。

キャパになれなかったカメラマンは、
10日間くらいちまちま読んでおりました。
(あいまに小説とか漫画とか読んでるのです)
久しぶりにノンフィクションでした。
大宅賞は概ねハズレがなくて良い。

ちょうど世界報道写真展のチケットが余ってるので、
近いうちに行って来ます


ついこの間、
読書日記をちゃんとつけよう、と決心した筈なのに
気付くとだいぶ忘れてスルーしてます。
向いてないんだなぁきっと。。。


晴読雨読

2009-06-16 | 本を読む日々

本土寺にて。
本格的に梅雨っぽくなってまいりましたね



やたら目を引く表紙の「ハーモニー」を読んで、
終末世界を舞台にしたSFで普通に面白かったのですが、
作者が夭逝されていて病床で書いたものだと思いながら読むと、
(読んでる間はあまり意識しないのですが、改めて)
ふしぎな感慨が。

そういう読まれ方は邪道なのかどうなのか、
分からないですけども。

しかし闘病真っ最中にこの内容を書けるっていうのは
ものすごいな、と何となく感服したのでした。




芥川賞など。

2009-05-25 | 本を読む日々

新マットレスが届いて、
どれどれ寝心地を、とやっているうちに夜です。
ちょうどモナコGPだし寝といて良かった。

……ということにします。
ばとんかっこいい。



芥川賞の「ポトスライムの舟」を今さらながら読みました。
なんだか、発表になった時は、
小説でまでわざわざ不景気な話はよみたくないよなー
という気分でスルーしたのですが。

こないだ文庫になった津村記久子デビュー作の、
「君は永遠にそいつらより若い」がとっても良かったので。

そんなながれで「アレグリアとは仕事はできない」、
「カソウスキの行方」も読了。

デビュー作がいちばん面白かった気が。
その次がアレグリア。
食わずぎらいは良くないですね。

でも、受賞作の派遣文学だとか下層文学だとか、
そういう悲壮なアオリは何かハズレてます。
もうちょっとゆるーい空気ですよ。
ゆるいなかに何かはあるんですが、
アオリで強調すべきところじゃないよね。


植物づく

2009-05-08 | 本を読む日々

出版点数8万冊/年、
ならば積読本が増えるのも致仕方ないなぁ、と
変に実感します。


わたしの中で染織家の志村ふくみさんブームが起こっているので、
文庫になった「ちよう、はたり」を読んだのに続いて、
2冊ほど新たに注文してしまいました。

中学国語の教科書に載っていた文章が印象的で、
ずっと読もう読もうと思っていたのですよねぇ……

(桜は花じゃなくて幹から色を頂くのです、という。。。
あんまりにてきとうな記憶だなぁ、と思って調べたら
大岡信の「言葉の力」のエピソードだったようです。
でも志村さん本人筆の文章も読んだ記憶があるのはなぜかしら。
その時の授業でもらったのかな??謎。)


染織つながりで、
梨木香歩「からくりからくさ」を読み返してしまったり、
いきなり「わたし染織家になるよ!」と言い出す日は近い。

そういえば梨木香歩の新刊も入手したのです。
たのしみですo(゜ー゜*o)





ちくま。

2009-04-23 | 本を読む日々

ここ数ヶ月筑摩書房がマイブームなので、
電車に乗っているときのお供にちまちま補充しております。


ちくま日本文学は欲しいのだけ買っています。
好評につき10巻増刊だそうです。
でももう10巻増えたらよいと思う。

そんで
尾崎紅葉と、
饗庭篁村と、
できれば武田泰淳を入れて欲しい(旧版には入っているのに!)

10冊増えた時の喜びと、
ラインナップを確認した時のちょっとした哀しみよ……
紅葉あたりは、なぜ無いの? というふしぎ。

石川淳がないのも?でしたが、
こちらはちくまに入らずともけっこう文庫で読めるので。



どうしても読みたければ、
全集を借りて読めばいいのは分かっているのです。

でも重いの嫌。
手もとに置きたい。そして気が向いた時に読みたい。
できれば電車で読めるサイズにして欲しい。

文庫サイズ選集を編んでください。
講談社文芸文庫でも良いので。
売れないかなー。
……売れないかもなー。