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ロケットランチャーも押収 横浜港武器密輸事件

2006年03月31日 | フィリピンニュース
横浜港を舞台にした稲川会系暴力団の武器密輸事件で、警視庁と神奈川県警などが、暴力団の関係先からロケットランチャー1基と機関銃1丁を押収していたことが分かった。ロケットランチャーは戦場などで主に対戦車用に使われる重火器。同庁などは、組員らが武器をどうやって入手したかや使用目的について調べを進める。

 27日の家宅捜索で、武器類を保管していた組関係者の男2人を新たに銃刀法違反容疑で逮捕した。この捜索の際、容疑者の1人の自宅からロケットランチャーが見つかったという。

 この事件では、神奈川県内にある工場跡を組員らが「武器庫」として使用していた疑いが浮上している。容疑者らは今年1月、銃刀法違反容疑で仲間の組員らが逮捕された後、摘発を逃れるため自宅に武器類を移したらしい。

 この容疑者宅からはほかに、自動小銃3丁と拳銃11丁、実弾約600発も見つかっている。いずれも同組とつながりのあるフィリピン国内の武器輸出グループを通じて密輸した可能性が高いという。

 ロケットランチャーは先端部に装着した弾頭を発射するための筒状の装置で、押収されたのは、携行型で肩に担いで使用するタイプ。陸上自衛隊も装備している。

 数百メートルの射程を持ち、装甲車を破壊することもできる。携行性に優れ、比較的扱いやすいため、ゲリラ戦などでよく用いられている。湾岸戦争やイラク戦争など、最近の各地での紛争現場でも使用されている。

 01年12月に鹿児島県奄美大島沖で北朝鮮工作船が海上保安庁の巡視船と銃撃戦になった事件では、後に引き揚げられた工作船から見つかった。05年3月、マラッカ海峡で日本船を海賊が襲った際にも、犯行グループはロケットランチャーなどで武装していたとされる。

06/03/31


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