よく「暑さ寒さも彼岸まで」と言われます。
実際、9月も下旬に入り秋のお彼岸を過ぎると、
さわやかな秋の陽気の日が多くなります。
また標高1500メートルを超えるような山では、
朝晩霜が降りたり、紅葉が進むなど秋が一気に深まります。
でも年によっては、9月下旬以降でも、季節外れの真夏日ということがあります。
最高気温が30度以上の真夏日が、
過去もっとも遅かったのはいつか、各地で調べてみました。
すると札幌は9月21日(2007年)、仙台は9月24日とお彼岸の頃。
そして東京は10月9日(1915年)、大阪は10月12日と10月のことがあり、
沖縄の那覇は11月に入ってからの年もありました。
さて今年の暑さはいつまで続きそうでしょうか。
長期予報によると、9月の気温は上旬、中旬と
平年より高い可能性が高くなっています。
とくに中旬は、全国的に高気圧に覆われて、
夏を思い出すような暑さとなるかもしれず、
秋のお彼岸までは、きびしい残暑の可能性があります。
ちなみに記録的な暑いを記録した去年は、東京で9月22日まで真夏日の日がありました。
今年も場合によっては9月下旬以降に真夏日を記録するようなことがあるかもしれませんね。
念のため、少なくとも9月いっぱいは暑さへの備えは忘れないようにして下さい。
※大阪は、1941年以降の公式記録の統計値です。
(それ以前の非公式記録をのぞいてます)