@Waterloo

劇団四季「マンマ・ミーア!」などのキャスト情報

美女と野獣 4月8日 前楽

2005年04月08日 | ミュージカル
京都アチチっ!

ビースト 佐野正幸
ベル 井上智恵
モリース(ベルの父) 松下武史
ガストン 田島雅彦
ルミエール 道口瑞之
ルフウ 遊佐真一
コッグスワース 吉谷昭雄
ミセス・ポット 岩本潤子
タンス夫人 武木綿子
バベット 八田亜哉香

女性アンサンブル
竹村千穂/西内いず美/遠藤珠生/野村仁美/笹倉舞
北涼子/西田桃子/荻原亮子/久下紘子/出海愛

男性アンサンブル
高桑満(ムッシュー・ダルク)/高橋辰也/長谷川浩司/岡本繁治
末谷満/伊計健一/中村匠/岡野大輔/塚下兼吾/原田昌幸

遂に来ました。「BB」京都公演の前楽です。思えば2003年7月に初めて京都を訪れたのもこの「BB」が目当てでした。それから回を重ね今回で4回目の観劇&京都訪問。「アイーダ」が待っていてくれるとは思っていても、京都駅から続くあの赤絨毯(ビニール製(^^;)の上を歩く足取りはいつもより重かったです。。。とは言っても、前楽を存分に楽しんで来ました。

今回のベル役は井上智恵さん。初「BB」、「ソング&ダンス2」、「キャッツ」と拝見させてもらいましたが、意識して智恵さんを拝見したのは2月の「エビータ」から。今回は最前列ほぼ真ん中だったので、細かい表情が見られて良かったです。聡明で可愛さを持った華麗な美人ですね~。僕が持っているベルのイメージとドンピシャとハマりました~。今まで秋本みな子さん、五東由衣さんのベルを拝見しましたが、このお二人は表情とセリフの伝え方で「ベル」を作り上げていたイメージがあります。智恵さんが登場しセリフを言われた瞬間、「うわ!ベルだっ!」と心の中で叫びました。(ちょっと大袈裟) もう完璧です。これ以上、ピッタリな人はちょっと思い当たりませんね~。

佐野さんは派手なイメージは無いものの、堅実にお上手ですよね~。ビーストとしては拝見するのは3回目ですが、他の俳優さんが演じられるのは、想像がつきません。。。とは言っても、石丸さん、キムスンラさんのビーストも見たかったりします(笑)。

そして今回の観劇で一番の目的でもあった道口クンのルミエール。良いです!想像以上に良かったです!青山明さんのルミエールも大好きなんですが、その存在も脅かすくらいです(^^) 今まで拝見した役からして、ハマるキャラになるとは予想していました。この役に就いてまだ一月ほどなので、彼の「色」がそれほど出ていないんじゃないかとも思っていましたが、その心配は要りませんでした。。。「BB」京都の功労者の青山さんをラストウィークに起用せず、道口クンを持ってきた四季の心意気(?)が分かった気がします。そうそう、何となく思ったんですが、下村さんのルミエールに近くないですか?って誰に聞いてるんだ。いや、その前に下村さんのルミエールは見ていないけど。低い声で歌うところは凄く似た声だなぁと思いつつ聞いていたんですが。

さて「マンマ」ファンとしては触れないワケにはいきません。まぁそんな大そうなものではないけど。バベット役の亜哉香さん、いい意味で亜哉香ワールド炸裂です(笑)。 「マンマ」アリ、「ACL」ジュディーで見せてくれたあの「大袈裟気味な演技&顔の表情」は今回も健在です。もう彼女のセールスポイントですよね~。しかし役が亜哉香さんに負けていないのもある意味スゴイ(笑)。

さて、前楽ということでどんな盛り上がりになるのか楽しみでもあったんですが、もしかして「いつもの」クールな京都な反応なのかという不安もありました。まぁ~そんな不安はすぐに消えましたね~。1回1回の拍手が厚くて熱い!4回目の観劇なので拍手ポイントも分かってはいました。前回が1月なのでそのポイントも変わっていないハズなんですが、「ここで拍手があったっけ?」と思うことも何度か。。。

そしてラスト。今回は万が一スタンディングが無くても、1年10ヶ月の「お疲れ様」を込めて立つつもりでいました。2回目のカーテンコールはまだ通常ヴァージョンですが、後ろの雰囲気を横目で見ると、スタンディングの人もチラホラと。次のカーテンコールでスパっと立ち、心からのお礼を皆さんに。。。もちろん会場全体が総立ちとなり(最前列なので全部を見渡したワケじゃないけど(^^;)、結局は7回か8回くらい出てきて下さいました。意外でしたが佐野さんの目がウルウルでした~。やっぱり心優しい野獣だ!(^^)

2003年6月からの22ヶ月間、カンパニーの皆さん、本当にお疲れさまでした。今日の千穐楽、来月からの福岡公演もうまくいきますように!