京都市上京区千本通中立売下る亀屋町59
「喫茶 ナポリ」 【1960】
京福電鉄「北野白梅町駅」を下車し、出入口②から今出川通に出て北野の天神さん方向へと西進し、途中一の鳥居を仰ぎ見つつ中立売通へと入り道なりに下る。 その先千本通に出たら交差点を右に折れ、約50㍍先左手に見える、ビル1階テナント部にこじんまりと佇む懐かしの喫茶店です。
これぞ昭和レトロの決定版ともいえる雰囲気を持つ店内中ほどには、なぜか名画「裸のマハ」の複製画が飾られており、年甲斐もなくドギマギ💦
一番奥の席からは手入れの行き届いた中庭が望め、多分これは京町家を建て替えた後の、坪庭の名残なんでしょうね（洛中でよく見かけます）
「裸のマハ」だけでもびっくりなのに、現役を退きそのまま深い眠りに入ったジュークボックスに、暫し見入ることしきり。
今から30有余年前の学生時代、喫茶店に入り浸ってインベーダーゲームにうつつを抜かし、1か月の食費を僅か1週間で散財したことを鮮烈に思い出しました、、、(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
お店の方はおしぼりとお水を持ってくるだけで、テーブルを見回してもメニュー表は見つからず、壁面を見てオーダーを通すのが、此処の流儀なのですね。
「イタリアンスパゲッティ 650円」
おやじの世代ならなぜか定期的に欲したくなる懐かしの味！ また「ナポリタン」を「イタリアン」と呼ぶのも、お約束どおりでニンマリ(^_-)-☆
けたたましい音とともに運ばれてきたイタリアンは、これまた定番のニンジン、タマネギ、ピーマン、マッシュルーム、ハム、グリンピースがタンマリと入り、これ、コレ、これ～♪って感じで胸が高鳴ります💛
またその味わいは濃厚なケチャップ味ではなく、あっさりとしたテイストでスルスルっと飽きることなく、一気にいただけます！ ハッピ～ (⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
アフターの「珈琲 ＋150円」
ドドドーン！とコクと苦みが押し寄せるストロング系の一服で、昔の珈琲ってどれもこんな感じでしたね。
喫茶店にしては目移りしてしまうほど定食類が充実しており、普通ならそちらに引きずられるところですが、このシチュエーションに浸ると、イタリアンにスイッチＯＮになっちゃうんですよね、、（笑）
うん！なんか元気が湧いてきた！ ご馳走様！ また来ます！！
☆付近のお出かけスポット・北野天満宮、立本寺
