出雲市多伎町多伎「珈琲店 蒼（あお）」 【820】
米子市内から山陰自動車道を西へひたすら走り続けること約１時間半、高速道の西の終点ポイントである「出雲IC」を下り、一般道国道9号線へアクセスし再び西を目指す。
約１２㌔先、海岸にそびえ立つ風力発電とお城のような建物の「道の駅 きらら多伎」を通過した直ぐ右側（海岸側）一見「朽ちた監視小屋」にみえる建物が目的のカフェレストです。
豪華な造りの「きらら多伎」との極端な対比により、初めて訪れたときには完全にスルーしてしまい、何度も前を行き来してしまったほどです。
外観の「荒れ具合」とは逆に、店内はしっかりと整理整頓が行き届いています。 カフェのみと思いきや、入口正面はアジアンテイストの雑貨屋さんになっています。
左に折れたところがカフェレストで、日本海を一望できるカウンター席がメインの「オープンテラス」のような雰囲気の明るい店内です。
メニュー表。
店名通り「ドリンク類」がメインであり、食事はカレー、ハヤシライス、豚丼、サンドイッチ位しかありません。
ドリンク類のメニュー表（ハーブティー）
勿論珈琲もあり、豆は以前ご紹介した「松浦珈琲【801】」のものを使用しています。
「牛すじカレー ￥700」
カレー、サラダ、オニオンスープがセットになったお昼のオススメメニューですが、男性陣にはチョット量が少ないかな。
地元「三瓶山黒毛和牛」の牛すじをベースに鶏ガラ、セロリ、タマネギ等を加え丹念に煮込み、優しくまろやかな一品に仕上がっている。 辛味は３度程度であるが、スパイシーな部分もしっかり残してあり、バランスがとってもよい。
雄大な日本海を眼下に望みながら、のんびり頂くランチは、日頃の喧騒による「ささくれた心」を緩やかに溶かしてくれます。 でもやっぱりおやじ一人じゃ、ニヤワネーや！
