京都市中京区夷川通烏丸西入ル巴町85
「ステーキハウス 听 本店 (ポンド)」 【1712】
地下鉄「丸太町駅」を下車し出入口⑥から烏丸通に出て夷川通まで下り右に折れ、その約20㍍先右手に佇む、総二階の京町家が目印の、熟成肉専門のステーキハウスです。
今や京都市内はもとより、全国に20数店舗展開する気鋭のお店の本店が、閑静な住宅街の一角にひっそりと在るとは想像だにできず、店頭のこの熟成肉セラーに気付かなければ、スルーしてしまうところでした。
格子戸を引き中を伺うと、正面にはガラス張りの厨房が設えてあり、調理するようすを眺めることができます。
その奥はバル風のカウンター席で、しっとりとした雰囲気が漂い、特にカップルにはオススメのスペースといえます。
坪庭もしっかりと手入れが行き届いており、京らしい風情を店内に放っています。
通用口の壁面に貼られているレトロなポスター。 京町家が建てられた頃の時代と、上手にリンクさせています。
2階の道路側の客間。 漆黒の天井板と梁が、当時の面影をそっと囁きかけてくれます。
外光と照明によりボヤッと浮かぶ空間は、まさに大人の隠れ家そのものといえますね。
メニュー表。
ランチ時には話題の熟成肉が1,000円を切る破格値で、いただくことができるんですよ。
といいながらオーダーしたのは、チョイ奮発してコチラの「熟成神戸牛と旬野菜グリルのお重ランチ 1,980円」
お肉のミディアム加減と、旬野菜の彩りが冴えるカラフルなお重で、いただくまえからテンションが上がります! 旨そう~♪
それではガッツリいきましょうか! いかにもドライエイジングらしい柔らかな食感と、コクのある肉汁が口内にジュワッと広がり、薄味のタレも出しゃばることなく旨味を引き立たせており、コレはホンマに「あ~生きてて良かった!」です。
さすがにこの分野の先駆者だけあり、本場アメリカの技法を基に、温度・湿度・風力の管理と熟成期間30日以上と、独自の技法を確立されていることが窺え知れるクオリティーの高さでしたよ!
ディナーには店名通り、14種類の部位をポンド単位でオーダーすることができ、熟成肉の真骨頂を存分に楽しむことができます。 またこの1月にはご近所の新堀川通に新店がオープンしましたので、次回はそこでのぞき見がてら、ウチモモ(脂肪が少ないヘルシーな赤身の部位)でもいただくことにしましょう。
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