滋賀県栗東市辻527-1 「ちゃんぽん茶屋 をうみ」 【1124】
琵琶湖南東岸に位置する栗東市の、名神高速道「栗東IC」から国道8号線へアクセスし、野洲市方面へ約１㌔北上した右手に見える、長屋棟の一角に在るちゃんぽん専門店です。
その沿道（国道８号線）からは三上山（近江富士）の、なだらかな稜線を望むことが出来ます。
平安時代の歌人「紫式部」が「打ち出でて 三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んだことでも知られる、古来から親しまれた、由緒ある美しい山です。
ラーメン店としては一般的な造りで、カウンター席とテーブル席が設けられ、約20名の収容能力があります。
少し戻って玄関脇のメッセージボード。
ランチ時には各種ちゃんぽんとご飯のセットが、割引サービスとなっています。
メニュー表。
ご当地ちゃんぽんの他、あんかけ、中華そばもラインナップされています。
残ったスープにご飯を入れて食べる「石鍋雑炊 ￥286」成る、珍しいサイドメニューもあります。
「明太子ご飯 ￥238」＋「をうみちゃんぽん ￥714」＝￥952が、セットで850円と102円お得になっています。
一捻りあるのかな？と期待していましたが、ご飯に明太子がのっているだけの「素っ気ない」ご飯。 正規の238円はチョットお高いのでは？
近江ちゃんぽんの王道を行く、鶏ガラ＋出汁ベースの醤油味で、一口目にコン！と旨味が舌を踊る。 その感覚からして「旨味調味料」が使われているように思われるが、それ程強烈には感じられないので、許容範囲と言える。 全体的には「教科書通りの味」と言え、もう少し尖った部分があっても良いと思う。
またトッピングの焼き野菜が、良い塩梅の甘味を加えておりOK!
コチラに赴任して約4か月チョット経ち、その間「近江ちゃんぽん」を6～7店食べ歩きましたが、今のところ一番調った一杯と言えるかな。 まぁ、極めるのはまだまだ先のことですが、、
