滋賀県湖南市夏見789 「レストラン 潮」 【1123】
琵琶湖の南東部に位置する湖南市の東海道「国道1号線」沿い、JR草津線「甲西駅」から東へ約2㌔のところに在る、正統派レストランです。
此処は以前ご紹介した「みくりやうどん【1101】」の斜め対面に在るレストランですが、大きな建物の割りに目立つ造りではないため、ボーッとしていると、思わず通り過ぎてしまいます（青い看板を目印にするとよいでしょう）
趣きのある細いアプローチを通り、エントランスへと向かいます。
エントランスはトウカエデの林に芝生とササをあしらい、独特の空間を創り上げています。 トウカエデは中国原産の落葉樹で、主に公園や街路樹に広く使われていますが、この様な手法で植栽されるのは稀です。 おやじの主観ではホールや博物館の、前庭をイメージして造られたのではないかと感じました。
林を抜け玄関に辿り着きますが、逆戻りしてアプローチ入口に在る、ショーケースを覗いてみましょう。
ラーメン等単品モノもありますが、大部分のセットモノは1,000円オーバーと、チョット高目の設定です。
内心ドキドキして入店しましたが、玄関脇の「こなれた」サンプルを見てホッとしましたよ。
ロッジハウスの様な天井の高い開放的な店内は、テーブル席のみで約120名の収容能力を誇ります。 また別棟のホールもあり、そちらは約80名の収容能力があります。
メニュー表。
コンビネーションメニューが並んでいますが、あれこれ選ぶと2,000円オーバーとなり、ランチにはとてもとても、、、です。
「本日の日替ランチ ￥790」
結局「こなれた」コチラに落ち着きました。
１プレートは結構ボリューミィーだが、スープ付きなら更に言うこと無しですが、、
本日のメインは魚フライとビーフシチュー。
魚フライはそれなりだが、シチューはデミグラスの素性の良さが光り、牛肉も口の中でトロリと溶け、その食感が何とも言えずGOOD!
添えてあるサラダも、メインと同等の量が盛ってありOK！
見た目はハイソな感じが漂うが、意外に中身のメニューは庶民派であり、肩ひじ張らずチョットした御祝い事にも使える、風格を備えた老舗レストランって感じです。
