京都市左京区川端通三条上ル法林寺門前町36-4
「饂飩・旬食酒家 えいじ」 【1696】
地下鉄「三条駅」を下車し出入口⑧から川端通に出て、鴨川の風情ある流れに沿って約50㍍上った右手に佇む、グレーのシックな看板建築の京町家が目印の、うどん&創作居酒屋さんです。
暖簾を潜るとそこには、30年程タイムスリップしたような感覚に陥りそうな短いアプローチが、奥へと続いていました。
店内は外光がシャットアウトされていることと、黒と茶で内装が纏められているため、独特のしっとりとした大人の雰囲気が漂っています。
京町家特有の傾斜のついた低い天井以外には、当時の面影を残すものはありませんが、らしさはヒシヒシと伝わってくるのは何故かなぁ、、、
お品書き①
古都らしい生湯葉を使ったものや、定番のけいらんうどんもありますよ。
お品書き②
えっ!?「カレーうどんおばけ」に「おばQ」って何??
ハイ!コレが「カレーうどんおばけ 1,080円」也!
なにやら丼の中央部に大人の拳大の塊が浮いており、初めて遭遇すると、どう扱っていいのかサッパリ分かりません、、、
大きな目玉おやじのようでもあるしぃ、、、、💦
さて冗談はさて置き、先ずは一匙ツユを掬いいただいてみると、スパイシーな中にもメリハリの効いた出汁が一本通っており、思わず2、3匙、熱さを忘れ一気に掻き込んでしまいました。 旨い!
では本丸に取り掛かるとしましょうか! 塊の中央部から箸を差し入れ湯葉を割ると、中から海老天、生麩、お餅、紅葉麩が顔を覗かせます。
それらをいただきつつ底をまさぐると、エッジの効いた細打ち麺が真打として登場します。 そのうどんはしなやかで、モチモチとした食感が楽しめ、作り手の技量の高さが垣間見え、カレーの旨さも手伝ってあれよあれよという間に、一滴残らず平らげてしまいました!
実は此処の店主、あの南極観測隊の料理人を2期も務めた異色の経歴をお持ちの方で、このお店も2期目を終えてから構えられたそうです。 なんともユニークな創造力とクオリティーに、病みつきになりそうな予感を覚えましたよ。 多分間髪いれず再訪することになるでしょう。 ご馳走様!
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