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寺町更科(京都市中京区)

今回のコラムは最後、食レポか環境問題か分からなくなっていますがご勘弁を。

京都市中京区寺町通り竹屋町上ル行願寺門前町6
              「寺町更科」    【2752】



御所南、寺町通で執り行われる「藤袴祭」にあわせ、そのメイン会場となる革堂 行願寺(こうどう ぎょうがんじ)を、今年も訪れてみました🦋



フジバカマについては後述するとして、先ずは門前左袖に控える、明治45年創業の老舗蕎麦屋さんで腹ごしらえww



この界隈と同じ空気感漂う、しっとりと落ち着きのある店内には、百有余年の重みも加わり、心癒されるおやじ。



上品さを兼ね備えながらも、あくまでも価格は庶民派を貫き、さて、どれにしようかな🎵



秋の深まりに伴い、万願寺(唐辛子)や平たけも捨てがたい。



「天そば定食 890円」

あれこれ迷った末の、胃袋が今、欲するものにゴ~❣🏃🏃



どこにでもあるオーソドックスな機械打ちの蕎麦なれど、さすがに京都らしく出汁をふくみ、フミフミといただけます。  幸せ~💙💙



秋の七草としても知られるフジバカマ。   万葉集で山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花」が名前の由来とされ、古くから日本人に愛されている野辺の花のひとつでした。



但し今は絶滅寸前種の指定を受けるなど、著しく個体数が減少し、各地で保護活動が行われていますが、先日某ローカルTV局で、フジバカマに飛来するアサギマダラを呼び寄せるため、我が地元大山(だいせん)山裾で、環境団体が園芸種であるサワフジバカマを大量に植栽したというニュースが流れ愕然としました。   なぜかというと、野に放ったサワフジバカマとの交雑種が生まれ絶滅に拍車が掛かるのに、そんな知識すら持ち合わせていない団体が環境を名乗るなんてホント許せなく、ましてそれが地元でとくると何をかいわんやです(その点、京都の団体はしっかりしていますね!安心!)

*原種のフジバカマと園芸種のサワフジバカマの違いは、ググってみれば直ぐ分かります✌

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