出雲市荻杼町「富貴(ふうき)寿し」 【775】

旧出雲市への東の玄関口「国道9号線・出雲バイパス」を、斐川町から「斐伊川」を渡り市街地へ入る。 西岸から約500㍍先「一畑電鉄」の踏切を渡った次の交差点「中野美保」を右折し、その先約800㍍右手にあるお寿司屋さんです。
昭和54年創業の老舗店で、メインはもちろんお寿司ですが、和食メニューも充実しているお店として地元では広く知られています。

玄関脇壁面に括り付けられてある看板。 弁当から丼物、天ぷらまでバラエティーに富んだ構成です。

店内は「お約束通り」のカウンター席と、その他に小上りの座席も6テーブルほどあります。

改めてメニュー表に目を通し、その中で今回おやじがチョイスしたのは、、、

「三段重ね ¥840」
1日限定10食のサービスメニューで、お寿司3段にすまし汁(本日はあら汁)、サラダ、茶わん蒸しが付いた豪華でCPの高いランチです。

3段にはそれぞれ、にぎり3貫、ちらし、細巻きがキッチリと入っており、それ程高級なネタは入っていないものの鮮度は良く食べ応えがある。 但し、チョット酢飯が重くもう少し「パラット感」がある方が良い。
もうお気付きになられたでしょうが、出雲蕎麦に使用する「割子」が器として使われており、そのアイデアに思わず脱帽です。

セットの3品。
いずれも薄味仕立てであり、だしの取り方もスタンダートで、そこが「和食屋さん」としても評価される所以です。
これだけバラエティーに富み、お値段も800円台と申し分なく、気軽に本格的なお寿司が堪能できるお店はそうそうありません。