切刃のごとく鈍い光を放つ老舗農具メーカーが手掛ける個性派カフェ。
倉吉市広栄町889-6 「IRON-café(アイアンカフェ)」 【3372】
時代から取り残されたかのような、鄙びた感アリアリの倉吉・卸団地。 場所は、県道22号・倉吉青谷線の竹田橋東詰角を、天神川に沿い約2㌔下ったところ。
あら!?トニー・スタークさん! エンドゲーム以降、お姿が見えないと思いきや、こげな田舎町にお隠れになっていたのですねww
冗談はさておき此処は、明治30年創業の農具を中心に手掛ける、老舗鍛冶屋「八島農具興業」さんが、若い世代にも鉄製品に興味を持ってもらえればと社屋1階を改装した、切刃のごとく鈍い光を放つ個性眩い、カフェ兼ショップなんですよ。
まるでオブジェのようにディスプレイされた鎌や鍬。 なれど壁面の材の温かみにより、冷徹さが適度に緩和されクール。
他にもスキレットや鍋、包丁、鉈、剪定鋏等々、自家製品が並び、ガーデナーでもあるおやじは、ひとつ手に取り、上刃の切れ味を、まじまじとチェック。
上述したとおり、アンテナショップでもあるので、カフェメニューは至ってシンプル。
イチオシは、県特産のオリジナル品種「とっておき」を、鹿野温泉の熱を利用し育てたブランド「おんせんいちご」の、ヒンヤリスイーツ&ドリンク🍓🍓
ランチは土日のみの限定5食で、プルドポークの他、ビビンバやタコライス等、週替わり。
「いちごジェラート 500円」
「温泉いちご」の果肉が、タップリと入ったジェラートで、上品で爽やかな甘味が底に潜むアイスと相まり、あっという間に平らげたーー🎵 幸せー💛💛💛💛💛💛💛
「オリジナルブレンドコーヒー 400円」
コクと苦みのバランス感覚に優れ、後味も澱みなく、ビギナーからツウまで、幅広くカバーできる一杯でーす🎵 美味い!😋😋😋😋😋😋
帰り際ひととおりの説明を受け、何気に手にする刃物の奥深さを改めて知ることになり、普段のぞんざいな扱いを反省することしきり。 今度マイ剪定鋏を、研いでもらいに来ます✂✂
*写真の菜切包丁は同じシリーズですが、職人により同じ重量の鋼を使っても微妙に形状や重さが違い、これぞハンドメイドの妙です。