鳥取市末広温泉町665-2 「かぶら亭④」 【302】

鳥取市街地中心部の「若桜街道交差点(みずほ銀行・山陰合同銀行角)」を起点に、「末広通り」を「国府・宮ノ下」方面へ約600㍍進み、「大山日ノ丸証券角(吉方温泉3丁目交差点)」を左折後、その直ぐ右前方に見える、お馴染み「ビックオニオン」奥に佇む、日本家屋が目印の和食専門店です。
もはや鳥取県東部では老舗的存在となっており、むしろ知らない人の方が少ない人気店ではありますが、特に夜、アルコール抜きで気軽に立ち寄れる存在は未だ希少であり、下戸のおやじにとってはホント重宝します。
過去ログはコチラ→http://orange.ap.teacup.com/applet/watch-dogs/msgsearch?0str=%82%A0&skey=%82%A9%82%D4%82%E7%92%E0&inside=1&x=0&y=0

天井の高い、野太い梁が交差する雰囲気の良い店内は、6時過ぎにもかかわらず、カウンター席を除き粗満席状態でした(相変わらずの超人気ぶりです)

まぁおやじの指定席は始めから、カウンター席と決まっていますので、別段それで構いません。
「お品書き」には、毎度お馴染みのメニューが載っていますが、そちらはスルーし眺めるのは、、

当日仕入れの新鮮な魚介類を使った、コチラのメッセージボードです。
さて、今夜は何を頂きましょうか?

「なまこ(酢) 400円」
取りあえずの一品モノの定番がコレ! コリコリとしたナマコの食感と、酢酸の効き具合が絶妙の一品で、外せません!

「のど黒の煮付け定食 1,500円」
先ずは小鉢から。 いつも通りの馴染みの味でホッとします。

当然ながら鮮度の良いノドグロを用い、塩梅も頃合いで言うこと無し! 唯々旨い!の一言です。

「さんまの塩焼定食 860円」(小鉢、ご飯、味噌汁共通)
サンマの脂に合わせた塩加減で、ホントご飯が進みます! 勿論鮮度も抜群で、ワタの部分の澱みも無く、最後は頭と骨だけになりました(ワタには美肌効果のある、レチノールが豊富に含まれていますので、特に女性の方にはオススメです)

「親ガニ汁 800円」
丼鉢から溢れ出る親ガニがドデーン!と入ったご機嫌な一杯で、最近よく見掛ける「半分に割った姿」では無く、きちんと味噌まで食べれるように甲羅を外してあり、その丁寧さに好感が持てます。

勿論おやじは身をセッセとほじくり出し、ご飯にのせ頂きます。 幸せ~♪
最近つとに思います。 海の幸の豊富な土地で在りながら、変に高額だったり、アルコールとセットだったりして、純粋に魚を楽しむ処が少ないと言う事実を。 それだけに此処は長年に渡りスタイルを変えず、新鮮且つ良心的な料理を提供する店として、貴重な存在なのです。