京都市中京区御供町296 「イタリア料理 ロカレ」 【1656】
地下鉄東西線「二条城前駅」を下車し出入口③から黒門通に出て三条方向へ下り、三条会商店街のアーケードに入ったら、その向いの左手角から2軒目に佇む、チョイト小粋な外観が目印のイタリアンバルです。
根っからの夜型バルという雰囲気ではなく、きれいな波型に塗られた白壁と等間隔の梁が印象的な店内は、いかにも陽気で日差しの眩い、昼下がりのイタリアを連想させます。
真ん中に厨房がドデーンと在るため思いのほか狭く、収容能力はカウンターとテーブルを合わせ、10名程とコンパクトです。 尚此処は16年8月にオープンしたばかりの、フレッシュなお店なんですよ。
今回はメニュー表より、表看板の方が見易かったのでそちらを紹介しましょう。 ランチ時にはA・B・Cの3種類のパスタセットが提供されます。
裏面には夜のアルコールやアラカルトの料金プランが、アナウンスされています。
個々のメニューはガラス面に詳しく載っていますよ。
単品モノの主流は500円前後と、リーズナブルな構成になっています。
「Aセット 1,000円」
先ずはイタリアンサラダで、サラミをふんだんに散りばめ安直さが無く、ドレッシングも爽やかな酸味で、メインへの期待が膨らみます。
自家製フォカッチャと「京都舞鶴産真鯛と九条ネギのオイル」
しっとりで軽やかな食感のフォカッチャと、鮮度の良い地元産の真鯛を使用したパスタからは、マスターの実直な人柄が滲み出ており、思わず笑みが零れましたよ。
また淡白な真鯛とネギの鮮烈さを阻害しないようにオイリーさを調整してあり、若いながらも実力の高さを垣間見ることができました。 美味い!
これだけのレベルとボリュームがありながらジャスト1,000円とは、「お兄さん! ホンマに頑張っていますね!」です。 更にこのアーケード街には本格的なイタリアンは無かっただけに貴重なお店の誕生といえ、益々三条会に来るのが楽しみになりましたよ。 ご馳走様!
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