綺羅によそほふ
耐えてこそ華やぐ
浮き立つ視線
はやる心は
凍てつくさむさ
春の名の
視線の弦に
陽だまりの春
春陽にかぎろふ
褪せぬ傷痕
春の波
啓蟄ときけば
さび付く 夢
疼く季を
陽だまりひかる
しまなみの詩
ささくれ痛し
ふくらむ夢
光と風と花と呟く
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