Dr.Wasteのごみ問題を考える

 経済と消費の結果の廃物の有り様を探る

環境省 一般廃棄物会計基準等のガイドライン公表

2007年06月28日 21時06分05秒 | Weblog
 環境省は、本日、「一般廃棄物会計基準、一般廃棄物処理有料化の手引き及び市町村における循環型社会づくりに向けた一般廃棄物処理システムの指針の策定について」を公表しました。URLは次のとおりです。
 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8521

 これは、環境省告示第43号に基づく様子ですが、他方、地方自治法第1条の自治の精神に介入とも受け取れます。

藤沢市民のごみ有料化条例 本人訴訟 その1

2007年06月27日 17時46分37秒 | Weblog
 神奈川県藤沢市は、07年10月1日からごみ処理の有料化を行います。
 その条例制定の無効確認の訴訟を住民3名が本人訴訟を行いました。

 原告のURLは次のとおりです。
 http://www.geocities.jp/gigo_fujisawa/gomi.htm

 3月28日に横浜地裁に提訴し、第1回公判(口頭弁論)が5月16日にありました。
 第2回公判(主に訴訟の進め方)は6月25日にありました。
 第3回公判は口頭弁論です。9月3日11時30分から行われます。

 ごみ処理の有料化を巡る裁判は2件目です。1件目は昭和38年の金沢市民の提訴です。昭和41年に判決がありました。

 今回の裁判の特徴は、地方分権一括法制定(2000年4月施行)に伴い、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」からその根拠条文が削除され、地方自治法第227条を根拠として手数料の徴収が可能かを争う裁判です。