いつでも物見遊山

ここ数年で撮り貯めたミリタリ系写真をぽつぽつと。

朝霞駐屯地装備品展示(2)

2007年01月31日 21時44分27秒 | 陸上自衛隊
車両の他に普通化の代表的な銃火器も展示されている。


まずはこれが無ければ始まらない89式5.56㎜小銃。64式小銃の後継として開発された国産品。
切り替えレバーにより、単発・連発に加えて3点制限点射(3点バースト)も可能。
抱えさせてもらうと実に軽く、しっかりと構えられる。
まさに日本人向けの小銃な印象を受ける。


93年から調達が開始された5.56mm機関銃、通称「MINIMI」。
機関銃としては非常に軽い。プラスチック部品が非常に多いからだろうか。
安全装置がかかっていなかったので、思わずコッキングしたら、傍にいる隊員があわてて「指に気をつけて!」と注意してきた。挟む人が多いらしい。
おまけにトリガーまで軽かった。


第二次世界大戦でドイツ軍が使用した対戦車ロケット砲「パンツァーファウスト」。
その流れを汲むこの個人携帯ロケット砲「110mm個人携帯対戦車弾」は、1990年度から国内でライセンス生産をしているそうだ。
こちらは中々重かった。じっとアンブッシュ体制で敵戦車を撃破するにはかなりの筋力が必要な感じ。

他にも自衛隊ならではの特殊車両も展示。

朝霞駐屯地装備品展示(1)

2007年01月30日 21時40分20秒 | 陸上自衛隊
広報センターから輸送トラックに乗せられて、朝霞駐屯地内の運動場に。


着いた先は広大なフィールドでした。
そこに数車両の普通科車両と銃火器の展示をしています。


師団司令部や特科連隊本部などに配備されている82式指揮通信車。
どこの普通科駐屯地の基地祭でも見ることが出来るメジャーな車両。
近代的なフォルムで中々カッコ良い。


「近SAM 」と呼ばれている低空域防空用対空ミサイル、93式近距離地対空誘導弾。
高機動車後部の荷台に四連装ランチャーを左右に装備したターレットを載せたもの。
ミサイル本体は当然ながら入ってません。


NBC(核・生物・化学)兵器に対する防御任務用特殊車両、化学防護車。
見てわかるとおり、82式指揮通信車をベースにしている。
違いは気密性を保った車内と後部に付けられたマニュピレーター。
この車両には前部に中性子防御板を付けたスペシャル仕様もあるが、それについてはまた後述予定。

この後は銃火器を。

陸上自衛隊広報センター(2)

2007年01月29日 21時36分11秒 | 陸上自衛隊
引き続き広報センターのこと。


1990年に制式化され、第七師団を中心に配備が進んでいるMBT90式戦車
砲塔前面の複合装甲はダミーが貼られている。中々かっこよく配置されている。
これでもう少し安くなればねえ。


対戦車ヘリAH-1Sを大胆にも屋内に展示。
後継としてAH-64アパッチが導入され始めて入るがまだまだメインアタッカー。
ここまで近づいて見れるのはココだけ。コックピットも覗けます。


屋外に展示されている87式自走高射砲。これまた高価な装備品。
砲塔後部に背の高い追随レーダーと丸い捜索レーダーを装備。
この配置となったのは、理由があるらしいが・・・。


ちょっと珍しい軍用車両も展示されていた。94式水際地雷敷設装置
水際に地雷を敷設する水陸両用特殊艇で、水上を移動しながら後部の荷台から地雷を投下して敷設するそうだ。
車体後部には水上航行用のスクリューが備えられている。

これら常設展示車両のほかに、この時は朝霞駐屯地で装備品の特別展示もやっていた。
その模様は朝霞駐屯地装備品展示で。


陸上自衛隊広報センター(1)

2007年01月28日 15時41分14秒 | 陸上自衛隊
随分前になってしまいますが、2002年7月に訪問した陸上自衛隊広報センターです。
公式ページはこちら


3Dシアターや対戦車ヘリコプターのシミュレータ、陸自制服を着ての記念撮影コーナーなどがありました。
空挺部隊の落下傘を背負ったり、防弾チョッキなどの着用体験も出来ますよ。


対戦車ヘリや90式戦車が博物館の様に展示してあります。
室内なので中々圧巻されます。


ホール脇の庭には装備車両が常設展示されていました。
展示車両はまだ変わっていないのかな?

(2)へ続く