早大が箱根駅伝１５年ぶり優勝へクラウドファンディング実施中 花田監督「一緒に戦っていただきたい」

早大が箱根駅伝１５年ぶり優勝へクラウドファンディング実施中 花田監督「一緒に戦っていただきたい」 

　伝統校には人を引きつける力がある。

　早大は２月１０日から３月末までＣＦを実施中。初日に第１目標（５００万円）、４日目に第２目標（１０００万円）に到達。第３目標（２０００万円）にも迫りつつある。

　寄付金は５０００円から１００万円まで９コース。３万円コースにはＯＢの井川龍人（現・旭化成）が書いた「早稲田大学競走部」の文字が入ったタオルなど金額に応じた返礼品がある。

　第１０１回の箱根メンバーからエース・山口智規（３年）、工藤ら有力選手が残る。さらに千葉・八千代松陰の鈴木琉胤（るい）、長野・佐久長聖の佐々木哲の強力ルーキーも加わる。

　ＣＦのテーマは「箱根の頂点へ。そして世界へ」。花田監督は「２５年度の目標は箱根総合優勝。一緒に戦っていただきたい」と話す。チーム一丸、さらに支援者と共に早大は１５年ぶりの箱根路制覇を狙う。