和楽器・純邦楽の音源(CD等)は、あまり一般のお店では売ってません。
amazonなどでも、ほんの一部しか扱っていません。
和楽器・純邦楽の音源のありかは、関係者しかわからないと言っても過言ではありません。
まったく和楽器・純邦楽と関係ない人が探すのは、ある意味、「宝探し」と同義です。
先日、音源がどうしても欲しいという方がおられて、個人的に質問を受けました。
私自身が後ろめたいこと(動画うp)をしてますので、少し困ったのですが、質問したくなる気持ちもわからないでもないなと思いました。
だって、和楽器・純邦楽の音源は、関係者ですらイライラするくらい手に入れにくいので。
そりゃあ、一般の人は困るよね。
せっかく興味をもってくださったのに、ここで追い返しちゃ、純邦楽界に本当に未来はない。
動画で延々と解説しては見づらいので、ブログをたてたわけです。
ということで、少し和楽器・純邦楽の音源探しについて、私個人の考え方ですが紹介します。
和楽器・純邦楽に初めて興味を持った人が音源を探すには…
① 純邦楽音源専門サイト「純邦楽CDショップHOW~Hogaku On the World」へGO !!
純邦楽関係の月刊誌を出している邦楽ジャーナルが運営しているショップサイトです。2011年末現在で和楽器・純邦楽の音源を1700タイトル扱っているそうです。楽器ごとにカテゴリ整理してくれているので、初めてでもわかりやすい。
② 和楽器演奏家に相談する。
近所のホールを訪ねてみましょう。地元の演奏家が和楽器教室を開いていたり、コンサートを開いたりしているはずです。とくに秋にはコンサートが多いです。その演奏家に相談してみてください。和楽器に興味をもってくれるのはうれしいはずなので、比較的、相談に応じてくれると思います。ただ、演奏前や忙しそうなときは自重しましょうw。
相談のやすさとしては、○○先生の教室主催のものよりも、演奏家個人が集まって好きにやっている演奏グループの方が相談しやすいかも。もちろん教室もピンキリなので、話しやすい先生もいます。
③ [大学関係者限定] 大学の邦楽サークルを訪ねる。
大学生などであれば、とっても簡単な方法があります。おおよそ大学には「邦楽部」「箏曲部」「三曲部」などの邦楽サークルがあることが多いです。伝統ある邦楽サークルには、たいてい大量の音源が保存されています。たいていマニアみたいな部員がいるのでw、そいつに相談してみると良いです。たぶん話が止まらなくなると思いますw
探してみれば、部員も知らなかった本当の「お宝」(お金にはなりませんがw)が眠っていることもありますw
④ 近くの図書館の音源をあさる。
図書館にはいくらか和楽器・純邦楽の音源がおいてあることがあります。なかでも、東京永田町の国立国会図書館にはLPも含めて、多くの音源が置いてあります。ただ、どこの図書館も、音源の種類は限られてますので、満足できるかは不明。
おすすめの図書館があったら、私も行ってみたいです。
⑥ 作曲者名がわかっているなら、それでぐぐる。
けっこうみなさん自分のHPをもっていて、そこでCDを販売していたりします。どんな方がいるのかは、ヒマなときにまた紹介してみてもいいですね。
とりあえず今思いつく方法はこんなものです。また思いついたら書きますね。こんな方法もあるよ、というのがあったら、コメントください。