にゃむにゃも通信

フーフとぬいさん達の日々のくらし

そこはどん詰まり

2016-10-24 08:52:34 | ドライブ
ワンワンと知り合ったのは

クリスマス前で

2回目にあったのは クリスマス

それからワンワンは

翌年の10月に結婚するまで

毎日迎えに来た






当時 実家の夕食は

婆さんが仕事で8時に帰宅する為

9時だった




なのに自宅で6時に夕食を

済ませてきたワンワンが

7時には迎えに来るため

晩ごはんが食べられない事が

しばしばあって キレて

仕事の帰り 寄り道して

わざと帰らない事もあった




さすがに居ないだろうと

ホッとして実家に戻ると

婆さん相手に

帰って来ない、事故にでもあった?

と一人大慌てのワンワンの姿があって

ガッカリする事が多々あった (-。-;)





そんなに毎日来て 何をする訳でもなく

ただ ひたすら車を走らせ

とりとめのない事を

話しているだけなのだが

同じコースばかり走っても つまらない




そのうち街中の道路は 走り尽くして

通った事のない山道に

手を伸ばす




思いっきり夜である

どこに抜けるか判らない

不安と期待

人家が途絶え 街灯も途絶えると

暗闇の中 それでも道は続く





ただ次の日も仕事はある

深夜12時には戻らないと

さすがにキツイ

(; ̄ー ̄A





ある日国道から 何気なく曲がった道は

行けども果てがなく

不本意ではあるが その日は断念し

翌日 再チャレンジしたが

なかなか手強く 思いがけない所に

集落とバス停を発見したに 留まった






こうなると意地である





一度来た道は戻らない主義のワシが

二度も引き返す事になったのだから

絶対に通り抜けてみせる!

そう心に固く誓って

日曜日 早くに出掛けた






陽があるのと時間があるのとで

気持ちに余裕があるせいか

景色を眺めるゆとりもあり

なかなか快適なドライブを楽しんだ

(運転するワンワンはいい迷惑だが)





けれど行けども果てがない




ようやく見えてきたのは

以前 山の反対側から来た事のある

見覚えある集落だった




なぁ~んだ ここに出るのか

(ノ´∀`*)

と安心したのも つかの間

道はただ真っ直ぐ

違う方へと続いてゆく




え?こっちじゃないの?

(゜ロ゜;ノ)ノ





仕方なくそのまま

道なりに進む・・・





すると終わりは

いきなり やって来た

これ以上 進めなくなったのである






目の前には土の壁

ここまで道を作ったが

必要がなくなったのか何なのか

まさしく文字通りのどん詰まり

!Σ( ̄□ ̄;)






結局 引き返すしか術がなく

後にも先にも

どん詰まりにあったのは

この時ばかりで ございました






┐('~`;)┌
コメント
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